正義だ!味方だ!全員集合!!のレビュー・感想・評価
全4件を表示
仲本工事さんを偲んで
仲本工事
10月19日交通事故のため死去
享年81歳
監督と脚本は『哀しい気分でジョーク』『Mr.レディー 夜明けのシンデレラ』の瀬川昌治
脚本は他に『円盤戦争バンキッド』の加瀬高之
ドリフターズの映画シリーズ最終作
この頃はまだまだ志村いかりやではなく加藤いかりやが中心だった事が窺い知れる
舞台は横浜に近い港町・伊勢浜
流れ者のチンドン屋碇長太郎は広告屋を名乗り伊勢浜商店街をその気にさせて地元暴力団と戦う伊勢浜新聞を作ることを宣言するも上手くいかず
自殺未遂から碇に救われた加藤ヒデオは酩酊状態で劇画を描き描いた『ゴリレンジャー』は傑作
これは金儲けになると算段する碇だったが
クライマックスはゴリレンジャーVS大神組
最初はヒーローものになると思いきや白黒時代のアメリカのドタバタコメディー映画のような展開
わりと好き
ラストは20年後
こういうパターンはドリフ映画の定番だろうか
今回は学校コントのようなシチュエーション
ドリフのイングリッシュといえばなぜかまずはdog
スカートを捲られた女学生は女装の高木ブー
どうせパンツを見せないならそこは榊原るみでしょ
財津一郎が言った駄洒落「モカモカするな」好き
警察官志望も採用試験に落ち続けるが碇の元で漫画を描くことになる加藤ヒデオに加藤茶
不景気で失業中のチンドン屋の親分・錨長太郎にいかりや長介
チンドン屋碇長太郎の弟子・中西弘次に仲本工事
伊勢浜の警察官・志田ケンに志村けん
印刷工場の社長・高井風太に高木ブー
熊田卓造の娘で幼い子供たちや老人たちに人形劇を見せる劇団の熊田めぐみに榊原るみ
悪徳な地上げ屋熊田不動産社長・熊田卓造に金子信雄
熊田の家政婦に浦辺粂子
伊勢浜商店街会長でクラブを経営するミヤコにミヤコ蝶々
広島で中学校の教頭をしているヒデオの母・加藤敏江に園佳也子
週刊誌の編集長・津川に財津一郎
熊田の手下で暴力団のボス大神に伊東四朗
新聞記者小島に笑福亭鶴光
人形劇の劇団員に長谷川コッペ
高井が経営する印刷工場の従業員・石毛に鈴木ヒロミツ
伊勢浜市民ホールで『ハートのエースが出てこない』を歌う三人組の歌手にキャンディーズ
週刊誌の編集部員に塩沢とき
伊勢浜商店街の岡ゆたかに豊岡豊
大神の子分に潮健児
大神の子分に団巌
大神の子分に木村修
電気工事作業員にすわ親治
ペンはドスよりも強し
暴力団におびやかされる商店街。港の方では恵(榊原るみ)と加藤ヒデオ(茶)たちが正義のヒーロー“ゴリレンジャー”の人形劇をやっていて子供たちに人気だった。広告店(チンドン屋)が倒産となってしまった錨と仲本は、商店街に対してミニコミ誌を作って暴力を追放しようと呼びかけるのだが・・・
前作に比べると、かなりまとまったストーリー。警官になったと広島にいる母親に嘘をついていたため、がらいったんは自殺まで図った加藤。人形劇に身を入れる加藤は、睡眠薬を飲むと劇画の才能を発揮し、そのゴリレンジャーの劇画がタウン誌に発表されるや否や、商店街のみならず出版社にも評判が届く。しかし、突然の母の訪問に慌てふためく。
この作品でも志村けんは目立たない警官役。嘘をつきとおすかどうか、悪い人にもいい心、良い人の中にも悪い心などという母親(園佳也子)の言葉もいいけど、全体的にことわざを散りばめているのも良い。
ドタバタというより、終盤には無声映画のチャップリンさえ彷彿させる演出が光っていたように思います。人情ものとしてはいまいちながら、榊原るみの可憐さ、キャンディーズの3人がとても良かった。全員集合を思い出すシーンも多々あり。
2020年1月19日 #正義だ味方だ全員集合 鑑賞 1975年に制...
2020年1月19日
#正義だ味方だ全員集合 鑑賞
1975年に制作されたドリフターズ主演の「全員集合シリーズ」および松竹ドリフ映画最後の作品だそうです。
戦隊モノのパロディやってました。
全4件を表示