「追悼:仲本工事」なにはなくとも 全員集合!! kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
追悼:仲本工事
草津を舞台にした架空の物語。湯もみが有名な草津温泉で赤字ローカル路線の草津駅新駅長の白坂(三木のり平)が赴任することになったが、老舗旅館のやまだ屋主人(高木ブー)が間違えてライバル会社でもあるバス会社の宴会に招待してしまった。
TV『8時だヨ!全員集合』(1969~1985)放映前でもあり、舞台ドタバタコントの雰囲気もないし、「ちょっとだけよ」といったメンバーのお決まりギャグもない。ただし、加藤茶だけはいつものおとぼけキャラが光っていた。もちろん、主演は新駅長の三木のり平(何はなくとも江戸むらさきのCMで有名)。マドンナは駅長の娘である中尾ミエなのだが、芸者の中村晃子のほうが美人で色っぽく目立っていた・・・
駅長の娘には加藤と仲本がメロメロになっていたのに、新バスの運転手新川(3代目古今亭志ん朝)といい仲になってしまうという展開。爆弾騒ぎあり、駆け落ち騒動あり、しかし最後は・・・ほのぼの松竹映画。ザ・ドリフターズの記念すべき映画第一弾でした。
仲本工事さん、若い頃は結構色男だったんですね。悲しい。
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