「本物の制服を着た薬師丸ひろ子万歳な映画」セーラー服と機関銃 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
本物の制服を着た薬師丸ひろ子万歳な映画
総合60点 ( ストーリー:5点|キャスト:65点|演出:40点|ビジュアル:70点|音楽:75点 )
ある意味で定番の赤川次郎と角川映画の両者が組んだ物語のあまりの馬鹿馬鹿しさには、もうどこが不自然だったなんて突っ込む気力すらなくさせる。登場する脇役の悪いやつらの演技も緊迫する場面の演出も、基本的に低質で失笑もの。
だが当時通っていた東京都立八潮高等学校の制服をそのまま着て撮影したという(ウィキペディアによる)、上半身を伸ばすたびにセーラー服からおなか周りがちらりとのぞく、まだ少女な薬師丸ひろ子の初々しささえ楽しめればいい作品。ほんとくだらない内容なんだけれど、でも彼女の魅力でなんとなく観れてしまう。それ以外では渡瀬恒彦が相手役で貢献していた。
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