ずべ公番長 夢は夜ひらくのレビュー・感想・評価
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藤圭子 当時19歳 なのに
存在感がすげぇよ。
ずべ公シリーズ第一弾、もうずべ公の時点でコンプラ違反でございます。
未成年女子の更生機関、赤城学園を仮退所したママが経営するキャッチバーで働くことになったリカが主人公、キャッチバーの女性従業員は全て赤城学園の出身。
店で働くマリの妹バニーが暴力団のクスリを持ち逃げしたことで起こる騒動を描いているけどストーリーはまああんまりどうでもいいかな。
見どころは無駄なエロ描写。まあそれが無いとスッカスカなので無駄ではないんだろう。
ズべ公さん達はすぐケンカをおっ始めるけど、大体ミニスカートでカメラに向かってパンツ丸出しキックを炸裂させる。ケンカする時は基本ミニスカ、ありがたい、違う、あり得ない。
なんかあっちこっちでパンツ出したりおっ牌出したりするので、中盤ぐらいにはもう慣れてきちゃう。あー白ね、あ、こっちは青ね、そんな感じ。
俳優陣は体当たり熱演なんだけど、肝心のチームずべ公がもう…。ママの演技だけが突出しとる感じね。ママ役の宮國純子さんおらんかったらだいぶ危なかった。
敵役に金子信夫さんとかもうネチネチと悪役やってくれてて、さすが分かってらっしゃる。ママの元カレ梅宮辰夫さんも若くてカッコいい。出演時間は結構短めなんだけど印象が強い。
谷隼人さんもめちゃイケメンで歯が白い。一生懸命リカの唇ムシャムシャしてて笑ってしまった。
物語の途中で、バーに流しとして現れる藤圭子さん。設定上は彼女も赤城学園出身ということになっている。お店に入ってきてすぐに”命預けます”を歌い始める。あ、夢は~じゃないのね、と思ったけどそんなんどうでもいい。
ちょっとドスの効いた中低音ボイスが特徴だけどとにかく歌が上手い。もう映画放っぽって聴き惚れてしまった。なんなら映画全編これでええぐらい。
藤圭子さんの登場時間は恐らく数分、しかしそのたった数分で全部持っていった印象。
映画はまーパンチラ見れればええかぁ的なやっつけなので星一つ。藤圭子さんにプラス二つ。
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