「殺人マシーン、愛に死す」仁義なき戦い 広島死闘篇 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
殺人マシーン、愛に死す
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※レビューを誤って消してしまった。痛恨の極み。せっかく書いたものが消えるって悲しい。書き直して改めて投稿した。
"仁義なき戦い" シリーズ第2作。
Blu-rayで2回目の鑑賞。
原作は未読。
山中正治と大友勝利。ふたりの対照的なやくざを中心に、1作目とは異なる作風で描かれた番外編的作品。よって、広能昌三も狂言回しの役回りで殆ど筋に絡んで来なかった。
本作がシリーズでいちばん好きだ。フォーカスが当てられたふたりの男の人間的な迫力がこれでもかと迸り、その圧倒的な熱量に浮かされ、見事やられてしまったからである。
愛に生きた哀しき殺人マシーン、山中正治。一途に組織に尽くしたにも関わらず見捨てられ、雨の包囲網の中で最期を遂げる場面の情念が凄まじい。北大路欣也の演技が絶品だった。
悪の権化、大友勝利。こちらも千葉真一の名演の勝利(ギャグにあらず)と言っても過言では無い。とにかく下品で、狂っているとしか思えほどに悪逆非道。大好きなキャラである。
[以降の鑑賞記録]
2021/01/06:Blu-ray
2021/08/20:Netflix
2025/08/04:Amazon Prime Video(4K UHD版)
※修正(2025/08/04)
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