「愛に死んだヒットマンと見事な悪の権化」仁義なき戦い 広島死闘篇 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
愛に死んだヒットマンと見事な悪の権化
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※レビューを誤って消してしまったようです。痛恨。せっかく書いたものが消えるって悲しい。改めて書いて再投稿します。
"仁義なき戦い" シリーズ第2作。
Blu-rayで2回目の鑑賞。
原作は未読です。
山中正治と大友勝利。ふたりの対照的なやくざを中心に1作目とは異なる作風で描かれた番外編的作品。よって広能昌三も狂言回しの役回りで殆ど筋に絡んで来ませんでした。
本作がシリーズでいちばん好きです。フォーカスが当てられたふたりの男の、人間的な迫力がこれでもかと迸り、その圧倒的な熱量に浮かされ、見事やられてしまったからです。
愛に死んだ哀しきヒットマン、山中正治。一途に組織に尽くしたにも関わらず裏切られ、雨の包囲網の中で最期を遂げるシーンの情念が凄まじい。北大路欣也の演技が絶品です。
悪の権化、大友勝利。こちらも千葉真一の名演の勝利(ギャグじゃないです)と言っても過言じゃない。とにかく下品で頭がおかしいくらいに悪逆非道。大好きなキャラです。
[以降の鑑賞記録]
2021/01/06:Blu-ray
2021/? ?/? ?:Netflix
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