劇場公開日 1973年4月28日

仁義なき戦い 広島死闘篇のレビュー・感想・評価

全24件中、1~20件目を表示

4.0鉄砲玉・山中と命の重さ。

2024年1月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
すっかん

5.0新文芸坐さんにて『十一人の賊軍』公開記念として『仁義なき戦い』全5...

2024年10月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

新文芸坐さんにて『十一人の賊軍』公開記念として『仁義なき戦い』全5部一挙上映。
夜9時から翌6時半までの一挙オールナイト上映もありましたが、知命を迎えて徹夜する体力もなく朝10時から夜8時まで劇場に籠城いたしました。

『仁義なき戦い 広島死闘篇』(1973)
前作からたった三か月後の公開というのがまず凄いですね。
本作ではシリーズ最凶の敵役大友勝利の粗暴で下品なキャラを千葉真一氏が完全に振り切って演じたところが見もの。その大友に凄惨なリンチを受けた川谷拓三氏、本作の実質的な主人公でもある“殺人鬼”山中正治を演じた北大路欣也氏もギラギラして良かったですね。
因みに当初は大友を北大路氏、山中を千葉氏が演じる予定でしたが、北大路氏が役の交換を要求、千葉氏が快諾したとのことですが、当初のキャスティグ通りだったバージョンも観てみたいですね。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
矢萩久登

5.0愛に死んだヒットマンと見事な悪の権化

2023年11月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

悲しい

怖い

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
しゅうへい

1.0三六肉ウェスタン!

2023年6月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
マサシ

3.0スピーディで面白かった。こういうのもたまにはいいね。

2023年1月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

スピーディで面白かった。こういうのもたまにはいいね。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
khapphom

2.0まぶた真っ青メイクの欣也。

2022年4月24日
iPhoneアプリから投稿

この連作はどうも合わん。
まぶた真っ青メイクで汗ダクの欣也が嗚咽しガクブルな程に引く私。
横で悠然と達観する文太も別に。千葉真一のキャラの熱量は確かにクるが劇中での扱いが適切とは思えぬ。
ハイテンションで騒々しいのまま単調で物語は実は扁平。
非支持。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
きねまっきい

3.5哀しき鉄砲玉の恋…

2022年3月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 9件)
KEI

4.0千葉真一ファンなら当然観ていなければならない作品と思います

2022年1月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

1973年公開4月公開
仁義なき戦いシリーズ第2作
前作に続いて深作欣二監督
前作公開の僅か3ヵ月後の公開です
なので原作の連載が追いつかずに前作の同時期の広島を舞台にした外伝的なお話です

菅原文太が演じるシリーズの主人公広能昌三は要所要所で登場しますが、本作の主人公は北大路欣也が演じる山中正治です

見所はやはり千葉真一の大友勝利役
彼が演じた狂犬のような広島ヤクザの大友勝利は語り草の超有名な役です
もうこれにつきます

元々その役は北大路欣也の予定でしたが、彼が主演の山中役を欲して横車を押して千葉真一と役を入れ替えさせたのです
しかし結果オーライで千葉真一の演じた大友勝利の役は千葉真一のキャリアでも指折りのものになりました

深作欣二監督は最初からこの配役逆転の方が面白いと主張されていたそうですから、さすがの眼力です

もう一つの見所は梶芽衣子の美しさ!
彼女は村岡組組長の姪役の未亡人上原靖子役です
もしかして彼女が一番美しく撮れている映画かも知れません

千葉真一の演じる大友勝利の退場後の、北大路欣也が警察に追いつめられるクライマックスはドラマ性が強い展開となります
これもまた見所でしょう

千葉真一ファンなら当然観ていなければならない作品と思います

コメントする (0件)
共感した! 3件)
あき240

5.0聞きしにまさる大傑作! 等身大の悪たちが繰り広げるタマの取り合いに胸がふるえる!

2021年11月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

新文芸坐の「追悼・千葉真一」で視聴。
土曜の朝っぱらから、『沖縄やくざ戦争』と2本立てとか、なんて日だ!(大歓喜)
しかもこのあとは、同じ池袋でN響/ブロムシュテットの演奏会にはしご。控えめにいって最高の一日です。

ただ、千葉ちゃんのやったヤクザ役のベストアクトは、『沖縄やくざ戦争』の国頭のほうだと思うので、千葉ちゃんの話はそちらで書こうかと。
むしろ、こっちはやっぱり北大路欣也なんだよなあ。

北大路は当初、大友の役をやるはずだったが、本人が難色を示し、千葉ちゃんと交代して山中正治役を手に入れたらしい(そのへんの経緯はムダなくらいWikiに詳細に書いてあるw)。
この北大路欣也がとにかく秀逸。
ヤクザとしての有り様が、リアル。
リアル、というとなんか通り一遍の表現なんだけど、
これ、今でいうところの「ケーキの切れない非行少年」だよね。

ふつうにしゃべれる。
ふつうに人とも交流が持てる。
一見すると、好人物ですらある。
だから、みんな一見すると気づかないし、
なんで、こういう感じで彼が転落してくのか、よくわからない。
でも、おそらくなら彼は、圧倒的に「IQが低い」。

とあるレベル以上の有機的な思考を紡ぐことができない。
相手の言ってることが、なんとなく頭を素通りしてゆく。
行為によって引き起こされる因果関係の綾を、うまく予測できない。
つい直情的に動いてしまう。結果、何がどうなるかを考えて踏みとどまれない。
人を殺すことに対する「痛みの想像力」も、漠然と薄い。

僕の小学校の同級生でも、こういう人間で結局、極道の道に入ったやつがいた。
彼らは、世間のよるべなさ、生きづらさ、そこはかとない不安に苦しんでいて、
はみ出し者どうしの疑似家族や、強固な上下関係に、意外と「安息」を見出すんだよね。
あと、逆らえない「上」に「命令」されて動くことで、ほっとするところもある。
自分で難しいことを考えないでいいからだ。

実在した、山上光治がどんな人物だったか、自分は知らない。
だが、この映画のなかの山中正治は、まさにそういう
「極道に身を落とすケーキの切れない青年」の典型例を示している。

どことなく、うつろな眼差し。あれは、「頭のなかがまわっていない」目だ。
「親」の話を聞いているときの、微妙にわかっていないような表情。
わかる範囲で簡略化して、漠然と認識しているから、返事にも一呼吸かかる。
野性の勘と本能で動いていて、ヒットマンとしての使命は確実に果たすが、
どうなっていくのかの大局観がないから、やがて身を滅ぼす。
北大路欣也は全身全霊で、「表面上はバカに見えないのに、脳の回転が足りないせいで、ヤクザとしてしか生きられない」若者を演じ切る。
ふだんの欣也さんは当然そうじゃないわけで、この演技はやはり凄い。

そういう人間を、うまくこき使って、適当に使い潰していくのが、親分さん方だ。
彼らは、反社会的属性を持ちながら、世知にも長けている。
その知恵で、「極道にしかなれなかった連中」を「兵隊」として使役する。
そのノウハウこそが、盃であり、親子の契りだ。
自分たちに累を及ぼすことなく、自決して果てた山中を、山守(金子信雄)たちは追悼式で、
「撃ち合いもせんじゃったけん、警察も表彰もんじゃぁいうて言いよった」
「ありゃぁ、男の中の男じゃ」とほめたたえる。
しょせん、そういう扱いなのだ。

『仁義なき戦い』シリーズの何が新しかったかというと、ある種のロマン主義で粉飾されていた「任侠」に「リアル」を持ち込んだから、という一般論は確かにそうなのだが、その「リアル」は、単に実在するヤクザの実在する抗争を描いたというだけではない。
「どういう人間が極道に堕ち」「どういう仕組みで消費されるか」を、体感できるレベルでまざまざと視覚化したからこそ、『仁義なき戦い』の「実録」は、いささか漫画チックでありながらも、生々しく胸を打つのだ。

「ワシらうまいもん食うての、マブいスケ抱く、そのために生まれてきとんじゃないの」と言い放つ大友勝利は、つねに股間をかいている。実際に性病だからだ。
島田幸一(前田吟)は、広能(菅原文太)に牛肉だと偽って、犬肉を出す。作中触れられることはないが、このエピソードが大阪・広島のヤクザに在日コリアンがかなりの割合を占めることと無関係のわけがない。
成田三樹夫演じる松永のリアリティレヴェルもやばい。親分衆の適当さ加減を見てもわかるとおり、ヤクザの世界を本当に回しているのは、こういう人間だ。彼の「場を読む力」と「口先力」が、結局のところ、「本質的には頭の弱い」山中をがんじがらめにしていく。

深作欣二と笠原和夫は、一段深いレヴェルでヤクザの世界を描いた。
だからこそ、それぞれのキャラクターが立っている。
そのキャラを使って「殺し合い」をさせるのだから、映画が面白くないわけがない。

終盤の血で血を洗う抗争劇は、まさに今の世でいうところの「デス・ゲーム」だ。
やっていること自体は、『仁義なき戦い』が企画の祖型とした『ゴッドファーザー』と変わらない。
でも、『ゴッドファーザー』ではまだ、抗争は「成り上がり、支配するための手段」として描かれていたように思う。また、人前で抗争相手を殺すことが、街を恐怖で支配し、官民を制圧する威圧手段として、巧みに用いられてもいた。

ところが『仁義なき戦い』(とくに広島死闘編)における抗争では、抗争自体がすでに目的化している。
「やられたらやり返す」ことだけが、エンジンとして報復の連鎖を巻き起こし、もはやみんなあまり頭でまともに考えていない(笑)。これは、大真面目で演じられる究極の「茶番」なのだ。
だからわれわれ観客も、血で血を洗う殺戮の応酬をある意味「気軽に楽しむ」ことができる。
「生き残るべき善玉」も「守られるべき弱者」もいない、極限のピカレスク。
誰が死のうが、観ているこっちはたいして痛痒を感じない。
どうせ、どいつもこいつも、ワルで、ろくでなしで、アホだからだ。
だから、闘犬場の観客のように、われわれは盤面で展開されるデスゲームを満喫できる。
「ヤクザ」を主題にしたからこそ得られる「健全な娯楽」がここにある。

川谷拓三がモーターボートで引っ張られ、めちゃくちゃにされて、吊るされた挙句に犬のように撃ち殺されるシーンが、こんなに血沸き肉躍るほど面白いなんて、本当はとても罪深いことだ。
何せ、川谷拓三はこのシーンの撮影で、実際に死にかけたのだ。
でも、面白い。仕方がない。
観客の頭のなかで、登場人物の命が軽くなってるから。どうせヤクザだから。
これは、おそろしい快楽のシステムだ。

『広島死闘編』に限った形でいえば、すでに傑作として君臨する第一作を受けるにあたって、(原作の連載が追い付いていなかったからではあるが)、前作と被る時系列で呉→広島に舞台をずらして世界観を広げて描いてみせたというのも、じつに慧眼だった。
まだ「任侠」の伝統的な「正しさ」を背負った広能から、新時代のピカレスクである大友勝利と、ルーザーとしての山中のふたりに主役を移してみせたのも、抜群のセンスだったように思う。
結果として『広島死闘編』は、前作に比するどころか、凌駕するくらいの傑作に仕上がっている。

それと最後に、梶芽衣子の存在も本作ではやはり大きい。
なんて美しいんだろうか。とにかく最高だ。
僕は小学校低学年のころから、『大江戸捜査網』の芸者小波がピンチに陥るたびに激しく性的に欲情していたくらいの梶芽衣子ファンだったので、彼女に執着する山中の心境はよーくわかるのだ。

ちなみに余談ですが、小池朝雄と室田日出男が一緒に同じ映画に出てると、たまにごっちゃになっちゃうのって、俺だけ?(笑)

コメントする (0件)
共感した! 2件)
じゃい

4.5【“哀しきヒットマン” 第一作の熱量を維持しつつ、哀しき男女の関係性を鮮やかに盛り込んでいる作品。】

2021年8月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
NOBU

3.0主人公は北大路欣也

2020年12月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

相対するのが千葉真一。沖縄ヤクザと同様の破天荒キャラ。
北大路は純な若者。時代的に戦争の影を引きずって皆が生きている。混乱期に機能していたヤクザの役割が時代の流れと共に警察との位置関係が変わって行くのが良く分かる。
今回脇の文太は相変わらず渋い。梶芽衣子きれい。成田三樹夫もはまってます。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
桑畑五十郎

5.0永久保存版

2020年12月20日
iPhoneアプリから投稿

何をコメントしても陳腐になる。俳優陣の熱が凄くて圧倒される。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
@Jankichi@

4.5シリーズで一番好き

2020年12月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

今回の主役は北大路欣也で、梶芽衣子との悲恋は切ない。
広島の暴力団抗争がメインで、呉の広能組と山守組が絡む。
アクションシーンは素晴らしく、終盤の夜の雨のシーンは最高だ。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
いやよセブン

4.5稀代のキャラクターを産み出した勢いの落ちない続編です。

2020年6月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 7件)
松王○

4.5安定の面白さの第二弾

2020年5月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
柴左近

4.0前作とは違う味。

2019年3月25日
PCから投稿

が、出ている。北大路欣也の名演を高く評価する。
また、この映画が持っているのはほとんど全て千葉真一の怪演によるmのであろう。何弁をしゃべっているのか分からないが、すごい存在感だった。女優の選択はミスキャストである。あの主人公の相手役にしては見た目が賢そうすぎる。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
タンバラライ

5.0北大路欣也が凄い

2017年5月6日
iPhoneアプリから投稿

一作目と時系列はほぼ同じで、テーマも同じ。
若者が組織のために無慈悲に死んで行く。国家に弄ばれてお国のために死んで行く兵士と同じである。若者が真っ先に死に老人は生き残る不合理である。
主人公が自身を滅ぼして行く悲劇の映画ではある。とはいえ身から出た錆みたいなものではあるが、糸を引いていた老人たちや組織は存続していて、本当にやるせない。
シリーズ通して、この回の印象は強い。
若き日の北大路欣也が素晴らしいからに他ならない。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
夢見る電気羊

5.0最高!

2016年11月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

やっぱり千葉ちゃんでしょう。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
うんこたれぞう

3.5いつも失われるのは若者の命

2016年3月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
Hana

4.0賛否分かれる二作目

2015年12月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

主人公が菅原文太から北大路欣也・千葉真一に変わってしもうてる。これが嫌な人とええ人で分かれるわけね。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
消されるので公開しない