「笑える。」仁義なき戦い マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
笑える。
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『これからの極道は金じゃ』
正にその通り。
かなり控えめに描いている。裏社会(?)を仁義と言ったコーティングで覆って、仁義を無視した非情な世界が、日本の裏社会(?)だと言っている。途中で誰が悪者で誰が善人か分からなくなるが、出鱈目な話として考えれば、矛盾する事は無い。あとは演ずる俳優の品格を落とさぬ様に脚本が出来ていると認識すれば良い。イケメン男優が正義で、悪い奴は悪面か若しくは醜い。
広島の港湾労働者の手配師としてこの社会は設立し、芸能等の興行、賭博行為、売春組織、違法薬物販売、そして、朝鮮戦争、ベトナム戦争での特需景気で日本の裏社会(?)は発展してきた。つまり、こんな出鱈目な討ち入りは関東ては最初だけ。寧ろ、本当の悪(?)は生き残った奴等だと思う。裏社会と称したが、これが日本の戦後経済の実態なのだろう。それぞれ、生き残った者にはモデルになる人々がいるのだろうと思う。かなり、きれい事で語っているだろうが、それを踏まえて見る分には良い。
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