劇場公開日 1973年1月13日

仁義なき戦いのレビュー・感想・評価

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4.5無尽蔵なエネルギーのぶつかり合いに衝撃を受けっぱなし

2018年1月31日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

この邦画界における傑作を今改めて鑑賞すると、そもそもの物語が『この世界の片隅に』のラストシーンで描かれた呉の闇市からスタートすることに驚かされる。菅原文太が初めて人を殺めるこの街のどこかに、あのすずさんたちが微笑みながら佇んでいるのかと思うと、なんだか不思議な感情がこみ上げてやまない。思えば、深作監督によるこの伝説的シリーズは、戦後の復興期の中で「騙し騙され、裏切られ、利用され」を繰り返しながら、何とかこの世界の仁義を守り通そうとする男の生き様を描いた物語だった。シリーズ一貫して、この映画のタイトルバックにはいつも広島の原爆ドームとキノコ雲。本作も『ゴジラ』と同じく、戦争や原爆の記憶を踏まえながら、行き場のないエネルギーが無尽蔵に衝突を繰り返す過程を描いたものだったのだろう。深作、笠原、菅原のみならず、昨年は松方や渡瀬も逝去した。しかしこの映画に刻まれた爆発的エネルギーは永遠に死なない。

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ぐうたら

5.0梅宮辰夫さんに捧ぐ。

2019年12月13日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

幸せ

私の誕生日に、梅宮辰夫さんが亡くなりました🙏

…本作に関しては、今更、何の説明も不要だし、もう充分に知られた、邦画最高峰の名作です💯

…個人的には、この第1部で梅宮さん演じる「地獄のQP」より、キャラのイカツさ際立ちまくりな、代理戦争から参戦する「明石組/岩井」の方が、名台詞連発で大好き💘

…私的梅宮辰夫Best5
1.「仁義なき戦い」 …第1部、代理戦争、頂上作戦。
2.「前略おふくろ様」…主人公サブ(ショーケン)が憧れる板前頭の秀さん。
3.「県警対組織暴力」…自分を「僕」と発する梅宮さん。
4.「仁義の墓場」「やくざの墓場」…深作+渡哲也&梅宮さんトリオのへヴィヤクザな2部作。
5.「遊星王子シリーズ」+「第三次世界大戦/四十一時間の恐怖」…未観だが、東映初の特撮ヒーローものと、特撮パニックものに、若手時代に主演。いつか観てみたい思いも込めて🎥

…ともあれ、色んな意味で『漢』だった「梅宮辰夫」さんの、御冥福をお祈り致します🙏

…数々の映画、ドラマ、バラエティ…そして人間味丸出しなプライベート迄、我々観客、視聴者を楽しませる為に、人生をかけて頂き感謝致します🙇

2014年4月20日/TOHOシネマズ西宮OS「午前十時の映画祭」 にて、劇場で初鑑賞。

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地蔵菩薩

4.0ドキュメントでありながら映画である、その境目の作品

あき240さん
2019年8月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

お話は原作に基づくものであるから、映画としての価値はどこにありそれは何か?

やはりいきなり冒頭に掛かる津島利章によるテーマ曲だろう
トランペットの鮮烈なフレーズは最早本作から独り立ちしている

手持ちカメラのブレとアップの多用はドキュメント感覚を強めて実話という原作を見事に映像に再現している
本作を観ることによる映画体験を、観客がその場に居合わせ目撃しているという擬似感覚を与えること
それが深作欣二監督の狙いだったはずだ
そしてそれは大いに成功している

そして出演者だ
菅原文太、松方弘樹、渡瀬恒彦、田中邦衛、金子信雄、梅宮辰夫といった灰汁の強い俳優達が活躍の場を与えられて輝いている
ドキュメント感覚ならばロッセリーニ監督のように素人をオーディションで使っても良いはずだ
つまり限りなく本物をつかうといこと
そこをすでにひとかどの俳優であった彼らを起用したのは何故か?
ドキュメントでありながら映画である
再現ドラマでありながら、フィクションである
その境目の作品を撮る
それは映画館の外と中が入り雑じる感覚だ
これもまた深作欣二監督の狙いだったはずだ

この撮影方針はニューシネマに対応する製作方針というか、映画を撮る態度や考え方
そこが類似しているように思える

お約束ごとでマンネリ化している旧来のヤクザ映画という日本のギャング映画の内容を現代的に刷新せしめたという意味合いでそのように感じる
そしてその革新がヤクザ映画のジャンルを超えて日本の大衆向け映画全体の革新に繋がっていったのではないかと思えるのだ

そこに本作の意義と価値があるのでは無いだろうか

では21世紀の現代において、本作を観ることにどのような意義と意味があるのだろうか
単にそのような功績があった映画として観る価値だけなのだろうか?

21世紀においては反社会的勢力との決別は本作製作当時とは比較にならない程に厳しい
このような映画の製作は企画すら出せないだろう
しかしつい先日もテレビの超人気芸人達が突然に所属事務所から解雇や謹慎の処分を受け世間を騒がしたばかりだ
社会には映画にすべき問題は現実にそこにあるのだ

本作の製作当時では別の意味で映画化が困難であったろう
しかし、これを乗り越えて先人達は本作をこのような傑作に結実させたのだ

果たして21世紀の私達は先人達のように、現実にある問題を映画という映像作品にまとめあげられ、評価できる力があるのだろうか?
ネットで批判するだけになるのだろうか?

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あき240

4.5追われるやつより追うやつのが強い

2019年7月26日
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追われるやつより追うやつのが強い

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ほぼぼーぼぼーぼぼ

4.0渋くてかっこいい男の生き様!

2019年6月19日
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渋くてかっこいい男の生き様!

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コーヒー

5.0良い。

2019年3月23日
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ストーリーなんかドタバタしていてシナリオ完成度なんかわけわからないのに集中が途切れない。本当にすごい映画だ。アップになった時の色合いが大判フィルムらしい密度と味わいがでている。撮影にフィルムを使用するタランティーノがこの映画の影響を受けたことを告白しているが、なるほどと思った。
登場人物が多く、人間関係が重要なので記憶力の悪い人は映画の全てを味わうことができないだろう。二回見るべし。二回目にはアクションシーンとそうでないシーンのカメラワークの違いに注意してみると一層映画の良さが楽しめるはずだ。

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映画原作家. I'm also in Twitter

5.0日本映画の最高峰

2019年2月5日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

笑える

悲しい

興奮

深作欣二と笠原和夫の黄金コンビと東映最強の俳優陣らによって、日本映画史に風穴を開けた革命的やくざ映画。

笠原和夫氏の先の読めない巧妙な脚本。深作欣二監督の生々しすぎる程に鮮烈でリアリティの溢れる暴力的な描写。このふたりの相性は驚くほどに良い。コンビを組んだどの作品においても最高の化学反応を魅せてくれる。この「仁義なき戦い」はその黄金コンビが脚本家×監督として初コンビを組んだ作品。初コンビにしていきなりの歴史的傑作。やくざ映画史に残る最高傑作であることは間違いないと思うし、今尚日本映画史の最高峰に存在し続ける大傑作。

とてつもなく面白い。巧妙なストーリーと先の読めない展開に、終始ハラハラドキドキ。相手の腹を探り合ったり、騙し合ったりと、緊迫感のある巧みなやり取りはモノ凄い見応え。
数々の名台詞もこの作品を語る上では欠かせない。名ナレーションも同じく。
コメディ的なスパイスも散りばめられているので笑える作品でもある。
バイオレンスシーンの臨場感溢れるカメラワークなど、リアリティに満ちた斬新な演出は何度観ても素晴らしく感じる。

菅原文太、金子信雄、松方弘樹を筆頭に俳優陣がこれ以上ない最高の演技。凄まじい熱量の演技は只々圧巻で、もはや感動する。この名演技を観る為だけに観たとしても十分な価値があるくらい素晴らしい演技。

津島利章氏による音楽のインパクトや素晴らしさも半端じゃない。サントラも堪らなく良い。特に昨年発売された五部作のサントラコレクションの重厚な内容には感動した。

映画館やDVD、Blu-rayで何度も観返しているが、このシリーズは観返す度に面白さが増していっている。複雑で巧妙なストーリーへの理解が深まっていき、噛めば噛むほど味の出る最高級のスルメ映画なんだと思う。これぞ大傑作。今まで観た日本映画の中で1番好きな作品だと思う。

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アントニオバンデラス

5.0凄惨かつ滑稽な男たちの物語

syu32さん
2019年1月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

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syu32

1.0やかましいだけ

2018年10月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

単純

寝られる

登場人物が多すぎ。
原作を読んでいるのが前提。
話がさっぱり理解できない。

モブシーンが多すぎ。
ゴッドファーザーPart1が前年の1972年。
パクろうとしたんだろうけど。

アップが多すぎ。
カメラワークがTVレベルで、映画的センスがない。

あと細かいけど、役者の肌が綺麗すぎ。
ヤクザはメイクしてないでしょ。

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shadow-81

4.52018_24

2018年10月21日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

闇市。豚の顔が怖い。文太さんがお人好しすぎ。
理不尽な事ばかりで悲しい話。
たっちゃんが死んだときが一番衝撃的。

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レンタヌキ

3.0バイオレンスの塊

T Oさん
2018年6月7日
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今にも通じる仁義を感じさせる本作
太平洋戦争終結後の混沌とした場面から始まり、高度経済成長まで駆け抜ける
テンポよく進んで行くところに娯楽作の特徴が良く出ており、飽きさせない構成は素晴らしい
金、暴力、女
三要素が絡み合う中で、仁義とは何か主張する
今でも、このメッセージが通じる世の中であることは恥じるべきなのかもしれない

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T O

4.5これがワシら漢たちの生きざまじゃけぇ!

近大さん
2018年5月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

興奮

戦後の広島を舞台に“広島抗争”と呼ばれたやくざたちの争いを描いた飯干晃一のノンフィクションを映画化したシリーズ第1作目。
本作が無ければ『極道の妻たち』も『アウトレイジ』も『孤狼の血』も無かっただろう。
日本映画史に残る金字塔。

本音を言うと、やくざ映画は不得意ジャンル。
劇中の時代にも本作が公開された時にもこの世にまだ生を受けておらず、縁も所縁も無い世界。
自分如きが本作について知ったように語れない。
が、それでも、漢たちの荒々しく激しい生きざまには痺れ、圧倒される。

戦後日本は目覚ましい発展を遂げたが、その裏にあった日本暗黒史…。
裏切り、殺し合い、報復…。
そんな殺されるか生き残れるかの世界で、藁を掴むような義理、人情、仁義…。
「ワシら、何処で道を間違えたんかのぅ…」
殺伐とした闘いの中で、漢たちの儚い青春群像劇をも感じ取れる。

監督・深作欣二、脚本・笠原和夫、菅原文太、松方弘樹、梅宮辰夫、渡瀬恒彦…。
先日顔に大怪我を負った梅宮辰夫以外、主要関係者は故人。
以前『サイコ』のレビューでも書いたが、時に監督/俳優と作品の必然的な巡り合わせを感じる事がある。
彼らは、本作を撮る為に、出演する為に、生まれてきたと言っても過言ではない。
作品を盛り上げる津島利章の名曲。
鮮烈な漢たちの姿は永遠に忘れられない。

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近大

5.0日本映画の金字塔

gugiさん
2017年8月12日
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鑑賞方法:VOD

日本映画史に残る傑作。
笠原和夫の素晴らしい脚本に深作欣二の大胆な演出が絶妙にハマり、独特の熱を帯びた作品になっている。

それまでの「ヤクザ映画=人情ものの任侠映画」という流れに一石を投じた作品。
出て来るのはヤクザと、ずぶずぶの政治家。全くの必然性無く人を殺すし基本的に悪い人達ばかりしか出てこない。比較的人格者として描かれていた若杉ですら、結果的に同じ穴の狢である。社会的にはどうしようもない人達な訳だが、全力の生き様が妙に格好良く見えてしまう。

シリーズを通して使われた広島弁は、作品に速度を与える役割と所々見られるコミカルな印象付けをするのに完璧に機能しているし、実録物として必要不可欠なリアリティを付加している。
役者陣もそれぞれに素晴らしい演技で、後に大御所と呼ばれる方々が目白押しな訳だが、それにしてもこの時代の役者さんの層の厚さと演技の幅は凄い。
もう亡くなった方も多くて本当に悲しい。
特に金子信雄の山守はこの役がなければ「仁義なき戦いシリーズ」はここまで成功しなかっただろうと思えるほど。

まさに1970年代の日本に存在した熱量が滲み出した映画で、見方を変えれば現代にも通じる社会の縮図でもある。広島の裏社会というミニマムな視点の中で終戦以後の社会動勢を透かして見る事のできる作品。

今後日本でこのレベルの作品は撮られないだろう。というか、最近の日本映画はどうしちゃったの??とあらためて考えてしまう次第。

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gugi

5.0日本映画に残る超傑作。唯一のホンモノのヤクザ映画

2017年5月6日
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ヤクザ映画というと今となっては、B級映画のそれでしかないけど、この映画はホンモノ。
広島で実際に起きた抗争を描く。原作の元になったのは、この映画の主人公のモデルでもあるモノホンのヤクザであり、実録物の走りとなった映画でもある。
暴力でしか生きていけない人々の中で、無残にも散って行く若者の命。そして、老人だけが生き残る不合理。
やくざものでありながら、この社会の不合理まで描く超傑作。
菅原文太、松方弘樹、田中邦衛、渡瀬恒彦、など名優が揃っていて、とてつもないクオリティの映画となっている。ヤクザのやってることは、他人に迷惑かけまくりな悪そのものでありながらも、男として少し憧れる格好良さがある。ただ、無残にも殺され、呆気なさ、虚しさを感じる。
中でも、金子信雄の演技がこの映画のキモ中のキモ。このシリーズを通して、こいつが生き残って他が死んで行くことに対する不条理が、この映画の全てである。

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夢見る電気羊

3.5チャラチャー

Keitaさん
2017年3月26日
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名優だらけ。沢山亡くなってしまったな。。

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Keita

3.0仁義なき戦い

マサルさん
2017年2月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

序盤が誰がだれか分からなくなって話しに入り込めない感じあった。

広島弁?がおっかない感じに聴こえるのはこの映画のせいだろうなー

BGMが現在ではバラエティ番組に使われすぎて若干笑いにすら思えるね。

菅原文太や松方弘樹など出演してる人みんな貫禄ある。

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マサル

3.5仁義とは

yuitosさん
2017年2月11日
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鑑賞方法:VOD

名優達の若かりし姿だけでも貴重。
せせこましい社会でのやり取りと纏めてしまえばそれまでだが、戦後復興の中理想を掲げ若き活力を抱え居場所を求めた漢たちが時代の流れの中信念を見失い権力や金の為泥沼的抗争に身を投じてゆく様は面白かった。テンポ良いバイオレンス活劇。タマ(弾・命)残ってますからという台詞とサングラス越しの哀しみを湛えた鋭い眼差しは印象的。

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yuitos

4.0山守さん、弾はまだ残っとるがのう。

2017年1月30日
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興奮

ヤクザ映画に夢中だった不良少年たちの心に深い傷痕を残していった、昭和を彩る個性派俳優の面々は、もうこの世にいない。
グツグツと煮えたぎるように熱い漢たちの破滅的な生き方と反逆心に共感。文太兄ィの喋る広島弁に魂が打ち震えた。

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みつまる。

5.0実録路線の原点

Hanaさん
2016年3月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

興奮

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Hana

3.5金子信雄が憎たらしい

もりりさん
2015年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

この手の映画の先駆け。

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もりり
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