劇場公開日 1952年12月4日

「次郎長三国志を観るならこれ!」次郎長三国志 第一部 次郎長売出す あき240さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0次郎長三国志を観るならこれ!

2019年12月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

流石に面白い!

次郎長三国志はの同じマキノ雅弘監督で、1952年からの本作を含む白黒製作のシリーズと、1963年からのセルフリメイクのカラー撮影のシリーズとの二つのシリーズがあります
本作は前者の第一作です
日本映画オールタイムベストにリストアップされているのは本作の白黒作品の方になります
カラー撮影のシリーズより圧倒的に面白い!
観るならこっちです

テンポ良く、流れるように物語がスムーズに進行します
しかもナレーション代わりに張子の虎三役に超有名人気浪曲師の広沢虎造を起用して劇中で唸らせるのですからたまりません
思い返せば清水次郎長は浪曲の超人気コンテンツだった訳ですから当然のことです

芸達者な脇役陣の名演技に面白いギャグの炸裂
全く滑らない的確な演出
もう面白くて面白くてあっと言う間に終わってしまいます

そりゃあ第9部まで製作される訳です

あき240