「天使のはらわた」死霊の罠 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
天使のはらわた
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土屋名美といえば『天使のはらわた』シリーズ。小野みゆき演ずる取材クルーのレポーターの名前が土屋名美なのです。石井隆原作のこのシリーズのファムファタル名美。はらわただけに最後には・・・日本の本格的スプラッターはここから始まった?米軍基地の跡地を利用して、どす黒く、薄気味悪く、グロテスクに恐怖の夜が始まるのだ。
小野みゆきのほかには桂木文、そして中川えり子、小林ひとみという2人のAV女優の起用したのもホラーとAVの親和性の証しですね。当然、2人にはセックスシーンが用意され、ホラー映画での定番、絶対に殺されるパターン。不気味な場所なんだからみんなでまとまって行動すればいいのに、3組に分かれましょうなどと提案するリーダー名美。次々と残虐な方法で殺されちゃいます。
こんな廃墟に人が?!
怪しい男が現れ、ヒデキという弟を探してると言う。その弟が怪しいことには間違いないが、その男(本間優二)の一人芝居っぽいやられ方も何とも言えない。みな殺されていく中、結局は秘密の屋根裏部屋みたいな所へ・・・といった展開。
天使のはらわたシリーズもそうだが、暗い中にモノクロの目まぐるしいカットとブルーの光が強調されていた。単なるサイコキラーのストーリーじゃないの?などと疑問に思いつつ、ラストにはとんでもない仕掛けが・・・エイリアンかよ!てな感じ。
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