地雷を踏んだらサヨウナラのレビュー・感想・評価
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彼は純粋に戦場が好きなカメラマンだったのは理解出来る。
しかし、ベトナムを米国による侵略戦争と捉え、反ベトナム戦争であったか分からない。この映画には
○田教○カメラマンの「○○○の逃避』が登場するが、僕は、この映画をずっと』沢田カメラマンの映画』だと思っていた。
残念な事だが、ポル・ポトがどんな一派か知らないで、この主人公はカンボジアへ行った様だ。彼は明らかに犬死だと思う。勿論、アンコールワットを見ているわけではない。
ポル・ポトは当時の中国文化大革命の影響で出来たカンボジアの極左勢力である。その時の事を知りたくば、石○文洋カメラマンの写真が一番理解できる。彼はご存命でもある。インドシナ紛争の記憶が薄れている今、もっと石川カメラマンの様な方に、日の目があたっても良いと個人的には思う。
戦場で写真を撮った事はないが、日本製のあのデカいカメラよりもドイツ製のあのカメラの方が良いと思う。だから、○バート・○ャパは、あのカメラ使ったのだが、あの写真がニセモノだったとは、この映画の主人公は知らないはずだ。その観点からも彼は犬死だ。ご冥福を祈る。どんなカメラであっても、戦場なんかにレンズを向けて貰いたくない。
キリング・フィールド記念博物館に現在訪問中。クメール人の多くはポル・ポト政権との争いを内戦としてみているので、こう言った展示が単純なプロパガンダではすまないようだ。兎に角、これこそ、反戦なのだと感じた。ホロコーストの収容所はナチス・ドイツと言う他民族の侵略的な愚行になるが、同じ民族のクメール人を標的にした戦いだけに、内戦とせざるを得ない。現地の方から聞くとウクライナとロシアと争いに似ている。ってオフレコで言っている。さて、しかし、
敬虔な仏教国。僕はクメール人の寛容さと、忍耐力と、高い知性に、残り僅かな人生の人生観が変わった気がする。明日はいよいよ、アンコールワット遺跡。
と感動している間に翻訳機を落としてしまった。多分、キリング・フィールド記念館か湖の船着き場だと思う。『日本人が余り来ない』と現地ガイドさんがおっしゃっているので、是非、行ってもらいたい。その際、『翻訳機ありませんか』とおっしゃっていただき、あれば、進呈いたします。
だぁ~。2024年4月16日 水掛け祭りに巻き込まれた♥つくづく、日本と違って若者が多い活気のある国と感じた。
チーム奥山
2019年5月12日 #地雷を踏んだらサヨウナラ 鑑賞 戦場カメラマンとして、残虐なシーンではなく戦争に翻弄される民衆を撮り続けた人なのに、死ぬときはアンコールワットを撮りに行って銃弾に倒れるのはちょっとシュールな気がします。クレイジーじゃないとできない仕事ですね。 #浅野忠信 #浅野忠信#奥山和由
何かと説明不足でただ戦場写真家の日常生活を描く
総合65点 ( ストーリー:60点|キャスト:70点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:65点 ) 状況説明が少ないのである程度の当時の混乱しているカンボジアについての事前の知識がいる。アンコールワットは今のように自由に観光できる場所ではなく、クメール・ルージュの狂信的で危険な兵士たちの支配下にありそこに行くのは命がけであることなどである。 本作品はそのような説明が不足している。そもそも主人公が何故平和な日本を離れて戦場報道写真家をやっているのか、何故カンボジアなのか、アンコールワットなのかもろくにないままに、彼の日常生活を描く。その日本とはあまりに異なる危険な日常生活の場面は悪くないのだが、物語の方向性や展開があまりないままに過酷な日常生活だけを繋ぎ合わせて見続けているだけになってしまう。彼のことを本当に知るには、そんな戦場報道写真家としての日常生活の描写だけでは駄目なのではないか。
戦場カメラマンの物語・・
夜中に地上波でやっていた。1973年にカンボジアで取材中に行方不明となった戦場カメラマン・一ノ瀬泰三の物語。当時、カンボジアはポルポト政権が起こした内戦状態で200万人以上が粛清された。アンコールワットに魅せられた青年の末路は・・
遥かなりアンコールワット
この映画を観て、安易に観光などで「アンコールワットに行きたい!」などといえない気がしてきた。同じ戦場カメラマンの故・鴨志田穣氏が「かつては命を懸けて訪れたアンコールワットが…」と嘆いていたが、その気持ちはこの映画を観ると少し分かる気がする。 この映画を評して「(戦場の狂気にシャッターを切る)主人公に感情移入できない」「何のためにそんなこと(戦場カメラマン)をするのか理解できない」というものがあるが、作品の描写不足、表現不足でなく、イチノセタイゾーに対しての想いであるならば、「それで当たり前」。 彼らに言わせれば「お前らに分かってたまるか」だと思う。 自分がいたばっかりに塹壕には入れなくて死んだ兵士に、同じく戦場カメラマンとして活躍したていてとなりで亡くなった仲間に、自分を慕ってくれ、地雷で吹き飛んだ小さな子どもの亡骸に。 乾いたシャッター音を容赦なく浴びせかける、「戦場カメラマン」という職業。それを選んだ彼らの覚悟や運命を描いたのがこの作品なのだ。 友人の結婚式のシーンではしゃぎまわるように写真を撮り続けるときのnikonのシャッター音が、戦場とは違って聞こえるのは気のせい…でしょうな。
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