劇場公開日 1969年10月18日

「自由奔放すぎる」女体(1969) kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0自由奔放すぎる

2019年3月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 次から次へと多くの男を好きになってしまう自由奔放な女。しかも横恋慕というか、女から男を奪ってしまいたくなる傾向もある。

 ミチには売れない画家の恋人(川津祐介)がいたのだが、徐々にミチにのめり込んでいった石堂が彼と殴り合いの喧嘩になってしまう。はずみで頭を打った画家が死亡。過失傷害致死によって罪を負った石堂。理事長秘書の職も辞め、妻(岸田今日子)とも別れる決心をして、何もかも捨ててミチの下へ転がり込むことになったのだ。やがて2人でバーを経営し始め、石堂の妹とその婚約者秋月(伊藤)が現れる。なんと彼にも惚れてしまったミチ。今度は彼が餌食になるのか・・・

 そんな奔放すぎる戦後生まれの女を浅丘が好演。水商売系にはそんな女もいっぱいいると思うが、戦中派と戦後派という人の生き方にまで言及してあるのが興味深いところ。もちろんコケティッシュな浅丘の演技もあってこそ面白いのだが、男優たちの演技がひどすぎるかな。川津以外は・・・

kossy