衝動殺人 息子よのレビュー・感想・評価
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この映画の頃から、なにか日本映画の中の空気が変わったように思えます
さすがは木下惠介監督
67歳の作品であっても、確かな演出で淀みなくテーマが明確で少しのぶれも集中力の途切れもありません
若山富三郎と高峰秀子の演技力の高さも流石としか言いようがありません
高峰秀子はこれが映画引退作品となります
55歳でした
今の感覚ならまだまだ若いのにと思ってしまいます
彼女は2010年86歳で亡くなられました
木下監督は1998年に亡くなられました
奇しくも高峰秀子と同じ86歳でした
この映画の頃から、なにか日本映画の中の空気が変わったように思えます
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無差別通り魔殺人への憤りが貫徹した愛とメッセージの結晶
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