劇場公開日 1979年9月15日

「この映画の頃から、なにか日本映画の中の空気が変わったように思えます」衝動殺人 息子よ あき240さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0この映画の頃から、なにか日本映画の中の空気が変わったように思えます

2022年7月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

さすがは木下惠介監督
67歳の作品であっても、確かな演出で淀みなくテーマが明確で少しのぶれも集中力の途切れもありません
若山富三郎と高峰秀子の演技力の高さも流石としか言いようがありません

高峰秀子はこれが映画引退作品となります
55歳でした
今の感覚ならまだまだ若いのにと思ってしまいます
彼女は2010年86歳で亡くなられました

木下監督は1998年に亡くなられました
奇しくも高峰秀子と同じ86歳でした

この映画の頃から、なにか日本映画の中の空気が変わったように思えます

あき240