「上海バンスキング(1984)」を配信している動画配信サービス(VOD)
「上海バンスキング(1984)」の動画配信サービス(VOD)・視聴方法をまとめてチェック!

自宅で、旅先で、移動中に…、
見放題やレンタルなどサブスクで「上海バンスキング(1984)」を楽しむ方法をまとめて紹介します!
「上海バンスキング(1984)」の配信サービス一覧
配信サービス | 配信状況 | 月額料金 | |
---|---|---|---|
| 見放題 / レンタル / 購入 | 2,189円(税込)~ | 今すぐ見る |
| 見放題 / レンタル / 購入 | 550円(税込)~ | 今すぐ見る |
| 見放題 / レンタル / 購入 | 1,100円(税込)~ | 今すぐ見る |
| 見放題 / レンタル / 購入 | 550円(税込)~ | 今すぐ見る |
「上海バンスキング(1984)」の配信サービス詳細
おすすめポイント
映画/ドラマ/アニメ/電子書籍を観るならU-NEXT(ユーネクスト)。名作はもちろん最新作も!豊富な作品の中からお好きな動画を見つけて、是非お楽しみください。
配信状況 見放題 / レンタル / 購入
無料期間 31日間
月額料金 2,189円(税込)
ダウンロード可否 可能
同時視聴可能
端末数 最大4台まで同時再生可能
端末数 最大4台まで同時再生可能
特典
(ポイント付与等) 毎月1200ポイント付与(購入・レンタル・コミック購入・ライブ配信チケット購入・映画館で使用可能)
(ポイント付与等) 毎月1200ポイント付与(購入・レンタル・コミック購入・ライブ配信チケット購入・映画館で使用可能)
支払い方法 クレジットカード(Visa/Master Card/JCB/アメリカン・エキスプレス/ダイナースクラブカード)、キャリア決済(d払い/au PAY(auかんたん決済)/ソフトバンクまとめて支払い/ワイモバイルまとめて支払い)、楽天ペイ、Amazon.co.jp、Apple Account、Google Play、ギフトコード、U-NEXTカード
全作品数 340,000本
見放題作品数 300,000本
映画作品数 見放題17,700本以上/レンタル1,200以上
ドラマ作品数 見放題5,400本以上/レンタル680本以上
アニメ作品数 見放題5,800本以上/レンタル260本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
おすすめポイント
アニメ・エンタメ充実のラインナップ!新作アニメに加えてDMM TVでしか観られない独占・オリジナル作品も見放題!
配信状況 見放題 / レンタル / 購入
無料期間 14日間
月額料金 550円(税込)/App Store、Google Playからの登録は月額650円(税込)/DAZN、pixivの各種セットプランあり
ダウンロード可否 可能
同時視聴可能
端末数 最大4人まで視聴可能
端末数 最大4人まで視聴可能
特典
(ポイント付与等) ポイント制度あり(DMMポイント)/無料トライアル後にDMMポイント550ポイント付与/DMMプレミアム特典クーポン
(ポイント付与等) ポイント制度あり(DMMポイント)/無料トライアル後にDMMポイント550ポイント付与/DMMプレミアム特典クーポン
支払い方法 クレジットカード(MASTER除く)、PayPay、DMMポイント、キャリア決済(d払い/auかんたん決済/ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い)、Amazonアプリ内課金、Appleアプリ内課金、Google Playアプリ内課金
全作品数 29,100本以上
見放題作品数 15,900本以上
映画作品数 9,300本以上
洋画作品数 4,000本以上
邦画作品数 5,300本以上
ドラマ作品数 3,200本以上
アニメ作品数 6,200本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
おすすめポイント
ビデオを見るなら、ひかりTV。ひかりTVではレンタルビデオ感覚で各種映像・動画が視聴可能。人気動画、最新映像も配信しています。
配信状況 見放題 / レンタル / 購入
無料期間 初回初月
月額料金 基本プラン1,100円(税込)/専門チャンネル・ビデオプラン2,750円(税込)
ダウンロード可否 可能
同時視聴可能
端末数 1光回線につき2チャンネル
端末数 1光回線につき2チャンネル
特典
(ポイント付与等) dポイント連携あり
(ポイント付与等) dポイント連携あり
全作品数 180,000本以上
見放題作品数 80,000本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
おすすめポイント
配信本数業界最大級、見たい作品がきっと見つかる!
配信状況 見放題 / レンタル / 購入
無料期間 初月
月額料金 プレミアムコース550円(税込)/プレミアム&見放題コース1,078(税込)
ダウンロード可否 可能
特典
(ポイント付与等) 毎月550ポイント発行/クーポン50枚付与
(ポイント付与等) 毎月550ポイント発行/クーポン50枚付与
支払い方法 クレジットカード(VISA/MASTER/JCB/アメリカンエキスプレス/ディスカバー/ダイナースクラブ)、キャリア決済、Googleのアプリ内課金
全作品数 250,000本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
作品紹介

解説
昭和10年代、20年代の国際都市・上海を舞台に、ジャズに生き死んでいったバンス(前借り)キングたちの自由奔放な青春を描く。斎藤燐原作による自由劇場の同名ヒット舞台劇の映画化で、脚本は「化粧」の田中陽造と「里見八犬伝(1983)」の深作欣二の共同、監督は深作欣二、撮影は「地平線」の丸山恵司がそれぞれ担当。
あらすじ
昭和11年夏。マドンナこと正岡まどかが上海にやってきたのは、夫・波多野とパリで新しい暮らしを始めるため、マルセイユに向う途中のことだった。当時の上海は東洋のジャズのメッカで、バンドマンの波多野はジャズを諦めるという約束で彼女の両親に結婚を承諾させ日本を後にしたが、実は上海でのジャズ生活が目的だった。たった一日だけの上海滞在--マドンナはそう思っていたから、波多野の荷物の中からクラリネットを発見した時はショックだった。おまけに上海を出られない事件が起きたのだ。波多野の友人でやはりバンドマンのバクマツこと松本はアメリカ人の顔役ラリーの経営するダンス・ホール「セントルイス」に出演していたが、ラリーの愛人である中国人ダンサー・リリーと恋仲になっていた。ラリーは怒り、バクマツの指を斬るという。しかしマドンナと波多野が「セントルイス」で働くことを条件にバクマツは許されたのだった。翌日から、上海でのジャズに明け暮れる奇妙だが、しかし魅力的な日々が始まる。ある日、かつて日本でマドンナに恋をしていた左翼学生・弘田が「セントルイス」に現われ、彼女に言い寄るが特高に追われ逃亡する。昭和12年夏。めくるめくような一年が過ぎて、バクマツとリリーは結婚することになり、その祝いにバクマツの中学時代の友人・白井中尉がやってきた。しかしすぐ下士官が白井を訪ねてきて、日本と中国との間で戦争が始まったと告げた。日中戦争の戦火は上海にも及び、三ヵ月に渡った戦いが終ると、日本軍による中国人虐殺が始まった。街には日本軍人が溢れ、かつての自由な雰囲気はどこにもなかった。失意の波多野は、ジャズのメッカ、ニューオリンズに帰るというアメリカ人女性スーザンについて渡米するといい、別れの挨拶もそこそこにマドンナを残して上海を後にした。昭和15年秋。ヨーロッパでも戦争が始まり第二次世界大戦が日に日に拡大してきた。マドンナは上海でのひとり暮らしにもやっと慣れてきた。白井中尉はほのかにマドンナに思慕を抱いていたが、やがてソ満国境に配属されていく。そしてバクマツにも召集令状が届いた。そんな時、零落した波多野が帰ってきた。横浜でスーザンに金を持ち逃げされ、日本を放浪していたがジャズが禁止され、嫌気がさして戻ったという。昭和16年冬。ひとりの男がマドンナのところにやってきた。昔の左翼青年広田だった。今は日本軍の特務機関員として中国人抗日分子の摘発を行なっていた。日本軍に接収された「セントルイス」で、ドイツ軍将校の接待をしないか、という。ジャズは禁止され生活に困っていたマドンナとリリーは仕方なくこれに応じるか、とり残された波多野は無聊をなぐさめるため、広田に誘われるままに阿片に手を染めていった。昭和20年。日本は敗れ、広田は中国軍に射殺された。波多野は阿片に溺れ切って死人同然だった。そんなところに、バクマツが帰ってくるという知らせが入った。リリーが大喜びで駅に迎えに行ったが、持ってきたのは白い骨壷だった。汽車から落ちて死んだという。長い戦争が終わりやっと自由にジャズがやれる時代が始まろうとしていた。
レビュー

とみいじょんさん
悲しい
楽しい
投稿日:2022-08-28
「上海 世界でも類をみない雑踏の大都会。
フランス人はこの町に 劇場と売春宿を建て、
イギリス人はこの町に 競馬場と阿片をもちこみ、
ドイツ人はこの町に ビールとスパイを送り込み、
アメリカ人はこの町に スロットマシーンとダンスホールを売り込んだ。
そして、
ずっと遅れてやって来た日本人は、
鉄砲をかついで上陸し、 租界には手をつけずに 中国人居留区を焼け野原に変えた。
このドラマは、 そんな上海に迷い込んだ 日本のジャズメンたちの物語である。」
(パンフレットより)
1929年・NYウォール街に始まる大恐慌、
1936年、日本では2.26事件が起こり、国中を大日本帝国に統一と、戦争の序章が始まっているにもかかわらず、
1920年代から1930年代の間に、USAでは『華麗なるギャッツビー』他、ジャズの偉人達の映画が作られ、
日本のダンスホールでも、ジャズをはじめ、シャンソンやコンチネンタル・タンゴに合わせて、人々は踊り、
1939年にはグレン・ミラー楽団の人気が沸騰。
(パンフレット所収の年表と瀬川さん『モダン時代のバンスキング』参照)
2.26事件の起こった1936年、結婚して音楽芸能の中心地のひとつであったパリに行こうとまどかに約束、嘘をついて、本当に行きたかった、ジャズのメッカ・上海に住み着いたシロー。
魔都上海。
「世界でも類をみない雑踏の大都会ーその名は上海。戦前の上海は、人口約300万、48ヶ国の人間が雑居していた。街を特徴づけた<租界>と呼ばれる植民地区に、世界中からあらゆる物が流れ込み、政治の間の不安定な繁栄と自由にひかれて、多種多様な人間が集まっていた。」
(フライヤーより)
そんな時代、そんな魔都上海の雰囲気を前半は楽しめて、小粋でゴージャスなジャズの雰囲気に酔いしれる。
それだけに、後半が切ない。
今が楽しめればいい。自分が楽しめれば、他を利用しても良いという、子どもみたいなシロ―と、そんな彼を愛したマドンナ。
その夫婦を軸としての人間模様。時代に呑みこまれる様。その中での、それぞれの生き様。
映画だけを見ていると、戦争の足音がすぐそこに迫っているにも関わらず、現実逃避して、一夜の夢を謳歌しているお気楽な人々にも見える。そんな人々が、最終的に抗えない状況に取り込まれて行くさまがどうしようもなく、胸に迫る。
けれど、パンフレットで、世界的動向等を合わせて読むと、
世の世知がなさから、一時~永遠に、逃れたがった人々が租界に集まり、その人々の夢を叶え、食い物にして発展した魔都・上海。(治外法権で「犬と中国人以外は自由」とまで言われた)
と、同時に、夜明け前は一番暗いの逆?トワイライトゾーンの輝きか?円熟した芸術も生まれた時代。たくさんの文化がなだれ込んだゆえに、化学反応を起こした?(振り子が揺れるように抗日運動も生まれ、暗躍し力をつけていく)。
でも、そうやって生み出された文化・芸術も、結局、戦争に踏み荒らされてしまう。その変転。
本当に、この映画のキャッチコピーの通りになったらいいのに。
☆彡 ☆彡 ☆彡
出演なさる男性陣は、風間さん・夏木さん、平田さんをはじめ安定路線。
宇崎さんだけは一生懸命に役をこなしている様子、恥じらいが見え隠れするところが、笑いを添えて好感度アップ。自転車漕いでいるとか、台詞がないところでは、とってもらしくて役にハマっているのですが、シロ―、リリーとの絡みは今ひとつ。
女性陣は松坂慶子さん。かわいらしい声を甘いトーンで、しなを作りながら、多少舌足らずで話す。夫・シロ―に騙されても受け入れてしまう、バカなんだか、マドンナなんだかわからないけれど、妙に愛おしい女性を演じきる。
もう一人は志穂美悦子さん。細すぎてしなをつくる松坂さんに比べると、どうしても筋肉粒々で、体幹がしっかり安定しているから、本当は良く見ると、ダンスも松坂さんより足が上がっているし、踊れているんだけど、ダンスというより、”体操”に見えてしまう。いつもはそのキレキッレの所作に酔いしれるのだけれど、困ったなあ。
たどたどしい中国語も、よく聞くと、中国の方が話す日本語のように発音が日本語になっていない言葉をはっきりしゃべっていて、さすがだなあと息を飲む。そんな幼児が話す日本語のような言葉を一本調子で大きな声で短文でしゃべるので(覚えたての外国語ってこんな感じですね)、こちらも頭がよくないような錯覚に陥ってしまい、普段の姉御的な志穂美さんに慣れている身には違和感が…。
今回は元気いっぱいの可愛い中国娘という役柄にはあまり似合わず(T.T)。セクシーさはわざと封印?演技やダンスは満点だけど、なんか違和感を感じてしまった。
志穂美さんのファン。なのでひいき目に観たいのだけど、だから余計に普段のイメージに引っ張られてしまう。
と、ちょっと志穂美さんが勿体ないので、満点ではなく★4つ。
☆彡 ☆彡 ☆彡
伝説の舞台の映画化。
当初の企画では監督は別の方だったと聞くが、製作陣は『蒲田行進曲』の二匹目の泥鰌を狙ったか?という布陣。
とは思うものの、1930年生まれで、戦中・戦後を生きてこられた監督の、第二次大戦を描いた映画。ジャズと映画とジャンルは違えと、同じ”芸能”に人生を費やしている人が監督した映画。「ここ数年、衝撃と共に、自分の原初体験を呼び起こされた記憶は、この『上海バンスキング』以外にはない。 昭和11年の2.26事件から、昭和20年の敗戦に至るまでの「大日本帝国」の罪業の歴史を、1930年代のあのなつかしいジャズのメロディにのせて、見事に語りつくした所に、この原作の魅力があり、芝居の成功もあったのだろう。~」とのフライヤーに書かれた監督の言葉を読むと、監督なりの想いが込められた映画なのだろう。
オリジナル・伝説の舞台は未見。
オリジナル・伝説の舞台を映画にした方も未見。
串田さんが監督・出演。吉田日出子さん、笹野さん、小日向さんが出演ときく。芸達者な人々の饗宴。この映画とはまた違う味わいがありそうだ。見てみたい。
フランス人はこの町に 劇場と売春宿を建て、
イギリス人はこの町に 競馬場と阿片をもちこみ、
ドイツ人はこの町に ビールとスパイを送り込み、
アメリカ人はこの町に スロットマシーンとダンスホールを売り込んだ。
そして、
ずっと遅れてやって来た日本人は、
鉄砲をかついで上陸し、 租界には手をつけずに 中国人居留区を焼け野原に変えた。
このドラマは、 そんな上海に迷い込んだ 日本のジャズメンたちの物語である。」
(パンフレットより)
1929年・NYウォール街に始まる大恐慌、
1936年、日本では2.26事件が起こり、国中を大日本帝国に統一と、戦争の序章が始まっているにもかかわらず、
1920年代から1930年代の間に、USAでは『華麗なるギャッツビー』他、ジャズの偉人達の映画が作られ、
日本のダンスホールでも、ジャズをはじめ、シャンソンやコンチネンタル・タンゴに合わせて、人々は踊り、
1939年にはグレン・ミラー楽団の人気が沸騰。
(パンフレット所収の年表と瀬川さん『モダン時代のバンスキング』参照)
2.26事件の起こった1936年、結婚して音楽芸能の中心地のひとつであったパリに行こうとまどかに約束、嘘をついて、本当に行きたかった、ジャズのメッカ・上海に住み着いたシロー。
魔都上海。
「世界でも類をみない雑踏の大都会ーその名は上海。戦前の上海は、人口約300万、48ヶ国の人間が雑居していた。街を特徴づけた<租界>と呼ばれる植民地区に、世界中からあらゆる物が流れ込み、政治の間の不安定な繁栄と自由にひかれて、多種多様な人間が集まっていた。」
(フライヤーより)
そんな時代、そんな魔都上海の雰囲気を前半は楽しめて、小粋でゴージャスなジャズの雰囲気に酔いしれる。
それだけに、後半が切ない。
今が楽しめればいい。自分が楽しめれば、他を利用しても良いという、子どもみたいなシロ―と、そんな彼を愛したマドンナ。
その夫婦を軸としての人間模様。時代に呑みこまれる様。その中での、それぞれの生き様。
映画だけを見ていると、戦争の足音がすぐそこに迫っているにも関わらず、現実逃避して、一夜の夢を謳歌しているお気楽な人々にも見える。そんな人々が、最終的に抗えない状況に取り込まれて行くさまがどうしようもなく、胸に迫る。
けれど、パンフレットで、世界的動向等を合わせて読むと、
世の世知がなさから、一時~永遠に、逃れたがった人々が租界に集まり、その人々の夢を叶え、食い物にして発展した魔都・上海。(治外法権で「犬と中国人以外は自由」とまで言われた)
と、同時に、夜明け前は一番暗いの逆?トワイライトゾーンの輝きか?円熟した芸術も生まれた時代。たくさんの文化がなだれ込んだゆえに、化学反応を起こした?(振り子が揺れるように抗日運動も生まれ、暗躍し力をつけていく)。
でも、そうやって生み出された文化・芸術も、結局、戦争に踏み荒らされてしまう。その変転。
本当に、この映画のキャッチコピーの通りになったらいいのに。
☆彡 ☆彡 ☆彡
出演なさる男性陣は、風間さん・夏木さん、平田さんをはじめ安定路線。
宇崎さんだけは一生懸命に役をこなしている様子、恥じらいが見え隠れするところが、笑いを添えて好感度アップ。自転車漕いでいるとか、台詞がないところでは、とってもらしくて役にハマっているのですが、シロ―、リリーとの絡みは今ひとつ。
女性陣は松坂慶子さん。かわいらしい声を甘いトーンで、しなを作りながら、多少舌足らずで話す。夫・シロ―に騙されても受け入れてしまう、バカなんだか、マドンナなんだかわからないけれど、妙に愛おしい女性を演じきる。
もう一人は志穂美悦子さん。細すぎてしなをつくる松坂さんに比べると、どうしても筋肉粒々で、体幹がしっかり安定しているから、本当は良く見ると、ダンスも松坂さんより足が上がっているし、踊れているんだけど、ダンスというより、”体操”に見えてしまう。いつもはそのキレキッレの所作に酔いしれるのだけれど、困ったなあ。
たどたどしい中国語も、よく聞くと、中国の方が話す日本語のように発音が日本語になっていない言葉をはっきりしゃべっていて、さすがだなあと息を飲む。そんな幼児が話す日本語のような言葉を一本調子で大きな声で短文でしゃべるので(覚えたての外国語ってこんな感じですね)、こちらも頭がよくないような錯覚に陥ってしまい、普段の姉御的な志穂美さんに慣れている身には違和感が…。
今回は元気いっぱいの可愛い中国娘という役柄にはあまり似合わず(T.T)。セクシーさはわざと封印?演技やダンスは満点だけど、なんか違和感を感じてしまった。
志穂美さんのファン。なのでひいき目に観たいのだけど、だから余計に普段のイメージに引っ張られてしまう。
と、ちょっと志穂美さんが勿体ないので、満点ではなく★4つ。
☆彡 ☆彡 ☆彡
伝説の舞台の映画化。
当初の企画では監督は別の方だったと聞くが、製作陣は『蒲田行進曲』の二匹目の泥鰌を狙ったか?という布陣。
とは思うものの、1930年生まれで、戦中・戦後を生きてこられた監督の、第二次大戦を描いた映画。ジャズと映画とジャンルは違えと、同じ”芸能”に人生を費やしている人が監督した映画。「ここ数年、衝撃と共に、自分の原初体験を呼び起こされた記憶は、この『上海バンスキング』以外にはない。 昭和11年の2.26事件から、昭和20年の敗戦に至るまでの「大日本帝国」の罪業の歴史を、1930年代のあのなつかしいジャズのメロディにのせて、見事に語りつくした所に、この原作の魅力があり、芝居の成功もあったのだろう。~」とのフライヤーに書かれた監督の言葉を読むと、監督なりの想いが込められた映画なのだろう。
オリジナル・伝説の舞台は未見。
オリジナル・伝説の舞台を映画にした方も未見。
串田さんが監督・出演。吉田日出子さん、笹野さん、小日向さんが出演ときく。芸達者な人々の饗宴。この映画とはまた違う味わいがありそうだ。見てみたい。
鑑賞日:2022年8月28日 映画館で鑑賞
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