ジャングル大帝(1997)のレビュー・感想・評価
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レオの存在感が薄い
総合:60点
ストーリー: 55
キャスト: 60
演出: 65
ビジュアル: 70
音楽: 75
手塚作品は好きであるが、この原作の発表は1950年だそうで、流石に現代の価値観からすると古さを感じる部分もある。だがそれ以上に本作では原作を圧縮しすぎていて、物語があまり本筋が見えなくなっているように思える。レオの話が本来は中心だろうけど、前半に主人公のレオの活躍があまりなくて存在感が薄い。だから最後のムーンストーンの探索の旅をするにしても、彼の存在に思い入れが深くなる前に冒険が始まって、そして終わってしまった。原作はもっと面白かったしそれはレオとかが生き生きとしていたからだけど、それがこの作品では表現しきれていなかった。
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