写楽のレビュー・感想・評価
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自分のために楽に描け
世の中倹約令が出ても歌麿の美人画が流行っていた頃、真田広之扮する東洲斎写楽はとんぼと名付けられ大道芸人に入れられた。道中、花魁付きの葉月里緒奈扮する春里が抱いていた猫をとんぼが預かった。とんぼは筆を持つと絵を描く様になっていた。ある日、とんぼの絵がフランキー堺扮する版元の蔦屋重三郎に届けられ見出される事になった。 真田広之の大道芸人振りは、リズミカルで大したものだったね。とんぼにかける蔦重の気合いも立派なものだね。上手く描こうと思わずに自分のために楽に描けと言う。今で言う画家を育てる画廊の役割が版元だったんだね。
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