劇場公開日 1970年10月3日

しびれくらげのレビュー・感想・評価

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3.0軟体動物路線 ってのはすごいコピーだねえ

2019年10月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

増村保造監督は好きでいくつか観てきたが1970年のこれを鑑賞。 相変わらずのテンポの速さと独特な演出。タイトルからは内容が想像できなかったが、ダーティで暗めな話であった。 当時としてはナイスバディだったのかもしれない渥美マリ。今の感覚で言うとちょっとケバく若々しさはない。しかしながらほぼ下着姿でアクティブに動き回る。鉄火女っぷりは中々にすごいがセクシーさは牧歌的に映っちゃうな。 おやじ役の玉川良一がとにかく駄目人間で、ヤクザにやられちまえばいいのに、とこちらが思うほどである。そこを軸に陰湿な展開が次から次へと続くのであった。 人間の内面の暗黒部を描く巨匠もこの時代はこういうエロス売りのタイトルを撮っていたのだなあという感じ。だがそんなにエロくはなく、いつもの増村保造なのであった。そしてほのかに明るいラストを迎えるのでした。

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散歩男

3.5☆☆☆★★★ エヘへへへへ…って事で、玉川良一のクズっぷりが素晴ら...

2018年2月12日
iPhoneアプリから投稿

☆☆☆★★★ エヘへへへへ…って事で、玉川良一のクズっぷりが素晴らしすぎる。 いや!それだけではなく、登場人物達全員がクズの集まりだ!それはそれはもう潔いい程だ! 但し、そのクズの中にも人間の純粋さがほんの少しだけ垣間見れる、ここに増村演出の真骨頂が隠されている。 とにかく馬鹿な父親役の玉川良一が素晴らしく。肝心のヒロイン役である渥美マリは、台詞や容姿を含め、ちょっとずつだけど「なんだかな〜!」…的なところは有るのだけれど。最後の最後に来て、とことん堕ちて行く悪女役で悪くない。 そりゃ〜、増村=若尾による過去の黄金コンビと比べてしまっては、元も子もない。 この作品が製作された時期は。最早黄金コンビにより傑作が生まれた時とは、社会通念や風俗的な事とかの諸々が違う時代。いつまでも着物がはだけるだけの描写では通用しなくなっていた時代なのだから。 その為に、作品自体が幾分か通俗的になってしまっているのは、致し方無いと思うのだ。 だからと言って、監督増村保造の演出力が衰えた…的な扱いを今日受けているのは「ちょっと違うのじゃないか?」と思ってしまう。 2018年2月9日 新・文芸坐

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松井の天井直撃ホームラン

1.0下着姿をとにかくうつしたかったのか?

2016年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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とば