ZIPANGのレビュー・感想・評価

冒頭5分で、何だこりゃ！、まるで漫画じゃありませんか。
衣装にメークで遊びすぎ、時代劇のようでSFコミック。
特撮の東宝ですから映像は奇抜、象のカステラは作るのに一千万円もかけたそう。
娯楽大作を狙ったのでしょうが何を言ってるか分からないセリフなど林海象の作家性が強すぎて今一酔えませんでした。

上映当時は高嶋政宏の百人切りが話題になっていた。CMはENDLESS RAINとともに流れていた。今見たら、何じゃこりゃ～という映画ということになる。当時の評判は知らない。映画は評判では見なかった。ENDLESS RAINもこれ！？という使い方。それでも思い出してしまうのだ。XのENDLESS RAINを聴くたびに。サムライスピリッツというゲームとともに。それにしても安田成美は美しい。リボルバーの綾瀬よりもこの映画の安田成美を推す。

とにかくワンパク。賞金首の地獄極楽丸と鉄砲百合の恋愛とZIPANGの国の闘争、殿様から派遣された忍者部隊が織り成す物語。

地獄極楽丸がいろんな刀を使って戦う。金ぴかの七支刀が強い

エンディング曲がXのエンドレスレイン

江戸時代の初めの頃の大冒険超時空大活劇。
主人公は"地獄極楽丸"（高嶋政宏）、ヒロインは"鉄砲の百合"（安田成美）。
ビジュアルはユニーク。
衣装デザインは伊藤佐智子さん（ユーミンのステージ衣装を手掛けていた人。パンフレットによる。）

エンディングで流れる主題歌は「ENDLESS RAIN」、"X ZIPANG"じゃなくて（それは冗談）"X JAPAN"でもなく（当時はまだ）、"X"（登場のメンバーは、ヨシキ、トシ、ヒデ、パタ、タケジ）。

五百万円分の金箔を使用したラストシーンは必見。

ミクスチャー時代劇。金200両の賞金首地獄極楽丸が主人公。漫画のような内容だがアクション多くていい。
一番いいキャラしてるのは安田成美の鉄砲お百合。