劇場公開日 1992年12月19日

「期待だけが空回り」七人のおたく K・Mさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0 期待だけが空回り

2025年10月31日
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当時も今もウッチャンのアクションが目当てだったし、実際にそこしか見どころも無い。

着想自体は先見の明があるし、どうにでも面白く転がせそうなアイデアだと思う。
〈おたく=オタク=マニア〉が世間一般には浸透しておらず、醜悪な事件も手伝って社会から反発を喰らう存在であり、〈おたく〉という言葉も同人界隈での蔑称だった時代だからこそ、うまく行けば光が差す映画となれたかも知れない。

結局、作り手がヲタの世界に興味が無い上での無知と、雑な作り方に終わった感が著しい。
まだ平成の頃、本作を放映する際、終戦記念日を選んだテレビ局の編成は何を考えていたのだろうか?多分、本作の作り手同様、何も考えていなかったのだろう。

K・M
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