事件のレビュー・感想・評価
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埋められたのは地雷。男目線な迷作だった。
この容疑者はほぼ僕と同じ世代。誕生日が1ヶ月違い。そんな時代に
小学校の夜間なんてあったのかなぁ?
まぁ、小説は1961年だから、団塊の世代の
犯行だからね。
僕の世代でこんな奴はいない。事件の犯行内容とかは別としても、こんな根掘り葉掘りの個人情報開示は絶対に無い。
妹は現代の正確な刑法だと「共犯」として疑われる。
まぁ、この時代でも同じ。つまり、原作や映画の脚本が壊れている。
犯罪は貧困による環境はあるかもしれないが、取るに足らない話に仕立て上げている。
「先ずは犯行動機から入るだろ」
あと、33分まだやってる。
こんなク⭕野郎、僕の世代には絶対にいない。
確信犯にしか見えない。犯人の真実でしかない。事実はやはり犯行は犯した。男目線なフィクションですからね。
フィクションだから意味ないけど、この犯人僕と同い年って事はまだ生きているって事?
どうしてんだろ。昭和はこんな奴らって思わないで貰いたい。
妊娠って女性から見れば確信犯だからね。言い訳は聞かない。
今の時代なら20年だろうね。勿論、妹は共犯。
キレが悪すぎる
長い割に面白いところが少ない。内容はさほど深いわけではない。この程度の映画で難しいことを考えさせられて、多少頭に来た。どんでん返しがあるわけじゃなし。意外な判決が出るわけじゃなし。
姉妹、相手に二股かけてんじゃねーよ。難しいことになるに決まってんだろ、バカ。
チンピラ、ヒモの渡瀬恒彦の演技。そして松坂慶子と大竹しのぶのヌード対決も見ものだ
宏(永島)が同棲相手の美子(大竹)の姉ハツ子(松坂)を殺した。動機として上げられたのは、妹との同棲と妊娠を知ったハツ子が中絶をすすめるが拒否して美子の母親と宏の父親に事実をチクると言ったことに腹を立てて殺したというもの。最初から動機が不自然であることや、証人の発言が思いこみによるものだったということを弁護士である丹波哲郎が覆してゆくといったもの。
全体的に、裁判での細かい点(証人に金銭が渡されること、検事は2種類いる等々)の描写があった。ハツ子の残したバー・カトレアのツケのリストという証拠物件。捜査の落ち度は突っ込むべきところではあるが、検察システムの矛盾などを軽く批判したものだったのかもしれません。被告人と弁護士の接見、打ち合せもなかったし、弁護士の独善性も考えられます。
少年法の問題もほのめかし、荒れた人生を送るハメになった松坂慶子の原因が米軍基地問題や、男の身勝手なレイプといった社会問題もありました。二人の実家も今にも崩れ落ちそうなバラック小屋みたいな貧しい生活。不幸を背負った者は幸せな人生を手に入れることもできないのかと、悲しくなってしまいます・・・
ヒモの渡瀬恒彦だって根は悪い奴ではなさそう。ラストの渡瀬、大竹のちょっとした会話からは、ひょっとしてお腹の子の父親は?などと余計なことまで考えられそうな演出だった。
【2006年映画館で】
事件は人が起こす
Amazon Prime Video(プラス松竹)で鑑賞。
原作(創元推理文庫版)は既読です。
リアリティーたっぷりの法廷シーンで暴かれていく、「ありふれた事件」の裏に秘められた愛憎劇が激しく切ない。
豪華キャストの演技合戦も見どころであり、当時の若手俳優たちが物語を牽引しベテランが脇を固める手堅さが良い。
判決としての真実と各々の胸に秘めた真実はそのまま人の心の複雑さを表しているようで、ミステリーの面白さと松竹映画らしい人間の機微に迫るドラマが見応えたっぷりでした。
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