「北野作品で1番です」3-4x10月 HiroChanさんの映画レビュー(感想・評価)
北野作品で1番です
ビートたけしが映画監督デビューすると聞いたとき自分、映画館で映写のバイトをしていて正直全くノーマークでした(笑)。
小田和正、桑田佳祐、吉本ばなな、………。映画監督デビューした人がたくさん当時いて全員全滅でしたから(笑)………。
映画のフィルムが劇場に届くのが公開10日前から一週間。フィルムに異常があるかも知れないと配給会社から連絡があるとフィルムを繋げてチェックしなければいけない。
チェックしてくれと松竹富士。松竹洋画系の当時配給会社。連絡(笑)『その男凶暴につき』チェック。面倒くさい(笑)。正直観るのがイヤでイヤでしょうがなかった(笑)………。
友人の映画好きと一緒に観た。見終えて友人と目と目を合わせ『ヤバイな………たけし』
あの時の衝撃は今でも忘れないですね(笑)。小津先生の後継者がやっと現れたって感動しました。
イヤ………まだ信用できない。次回作で本物か偽物か解る。
2作目。劇場は小田原。国道一号線沿いにあった劇場で観た。オールナイト(笑)。音が悪い劇場だった。
しかし音が悪いのも忘れて夢中で観た。本物だったビートたけしは(笑)。
効果音一切無し、役者、メインキャストほぼ全員素人。
人の動き、歩き方で喜怒哀楽を表現させる。パリ、テキサスを観ているようだった。
ウマ下手なカット割りも愛しく思えた。今や世界の北野監督、何か本物の映画監督みたいになっちゃって複雑な気持ちですけどwwww。
3-4x10月………。
北野監督作品で自分のフェイバリットは、
この作品です。凄い映画ですから皆に観てほしいですね。
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