「展開が遅い」残菊物語(1939) KIDO LOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)
展開が遅い
これを最後まで見れる人はどんな宗教のどんな修行にも耐えられるだろう。尊敬に値する人々だ。このような展開が鈍くて大体どうなるか分かるストーリーが3回も映画化されるなんて。昔の人は面白い小説にも恵まれなくてかわいそうである。
私が、あーと思ったのはこの映画は戦前の映画であってその戦前というところの力強さのようなものを感じた点である。戦争に入る2年前というのは日本は力強さがあって、このような素晴らしいセットを作って自信にあふれた映画を作っていたのだなあと思った。
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