ざわざわ下北沢のレビュー・感想・評価
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ほんとに、ざわざわしてるだけ・・
「ざわざわ下北沢」なんて駄洒落のようなタイトルだが観て納得、多少、自虐性をこめて付けたのだろうか、全く中身のないストーリー、終始ざわざわしているだけだから言いえて妙ですね。
街の描写と言うより店の中の撮影の方が多いのだが、街を撮るならテレビの「アド街ック天国」の方が手馴れているでしょう、これほど撮影、録音の下手なスタッフも珍しいほど、見づらいし聞きづらい。やたら無駄に喫煙シーンが多いのも時代を感じさせます。ちらっと映ったおっぱいカットは何だったのでしょう、本筋不明で一事が万事、こま切れシーンの羅列には閉口しました。
本作でなんといっても驚くのは有名どころの役者さんの無駄遣いぶり。
樹木希林、柄本明、渡辺謙、豊川悦司、鈴木京香、広末涼子、田中裕子、平田満、大森南朋、松重豊、高橋克実、阿部サダヲ、岸部一徳、長塚圭史、田中要次、フジ子・ヘミングさんなどなど、よくもこれだけの有名どころを募ったものです。
ただ、出演と言うより、彩を添えるだけのエキストラ並みのチョイ役でした。それに反して準主役のヒロイン北川智子さんのオーラの無さ、大根ぶりは何でしょう、一気に学芸会レベル、歳の差もあるのでしょうが恋人らしい小澤征悦さんとは不似合い過ぎて白けるばかり・・。人物描写も人数は多いが浅すぎて群像劇でもないし、恋愛ものでもないし、ご当地PRとしても中途半端、何を創りたかったのでしょうか、難解でした。
親の七光りなんだね。知らなかった。
2000年の映画だが、私が下北沢へ通っていたのは1980年代だった。昭和の終わり。その後、下北沢へは一回も行っていない。さて、この映画は2000年の下北沢の様子なのだろうが、物凄く古臭く感じる。
下北沢の中古レコード店に通って、ドイツのビッグバンドジャズのレコードやCDを探していた。芝居小屋へは、一回も行った事が無い。しかし、この映画の下北沢は、私が通っていた下北沢と変わらない。それが古臭く感じる証拠。今行けば、この映画とは様子が違うのだろう。
どこかで、見たことある人がたくさんてている。挙げ句、親の七光りとは。
フジコさんが出ているので見たが、失敗だった。
この頃の下北沢へは太田○彦氏の旅チャンネ○の『居酒屋○○』で行ってみたい居酒屋が下北沢にあった。今もあるのだろうか。だがしかし、舞台を見たいと思った事は一度もない。これまでも、そして、これからも。
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