ザ・レイプ(1982)
劇場公開日 1982年5月15日
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田中裕子の美しさ全開の秀作でした。
今の田中裕子さんからは想像できないほど、20代の田中裕子さんは色気がありました。醸し出すオーラ・色気が際立っており、令和の20〜30代の女優さんにはこんな人は居ないのではないでしょうか。映画内容もリアリティがありましたが、田中裕子さんの魅力を堪能する映画だと思います。
言わずとしれず、レイプ犯罪の立証の難しさ。肉体的にレイプにあい、その後の調書、裁判で精神的に幾度もまたレイプされる。訴えないひがいしゃも多々いるだろう。愛のないセックスです満たされる男が理解出来ない。若き田中裕子の色艶感、輝きも素晴らしい。
性暴力事件を扱った裁判の難しさを痛感する。被害者でありながら肩身の狭い思いをしなければならない不合理さ。加害者が合意があったと主張したのはのけ反ってしまった。女検察官の大根ぶりもちょっと。判決を聞かずに終わってしまったのは残念。
主人公(田中裕子)は深夜、帰宅時に顔見知りの男からレイプされる。恋人(風間杜夫)と相談、なかったことにしようとするが、無言電話などがあり、怖くなって警察に訴える。そして屈辱的な取り調べや裁判が始まる。田中裕子のきりっとした表情が印象的で、とてもかっこよく見える。
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