「映画に生きる」さらば映画の友よ インディアンサマー 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
映画に生きる
色々な映画へのオマージュ、拓ボンがちゃんとトラヴィスに見える、茶の皮ジャンが格好良い、もしかしてBETAS製か!?
シューマのあまりにも恵まれすぎな環境に嫌悪感を抱くこともなく素朴なキャラに好感が持ててしまう、室田日出男の意表を突いた父親像、コカコーラとか呼ばれてる奴とか集う連中が楽しい。
これ、原田眞人の監督デビュー作として最高で「KAMIKAZETAXI」も思い出すような似た雰囲気も、原田芳雄のカメオな出演、石橋蓮司はもう少し出番があっても、常に生きながら影響を与えてくれた映画を意識して生活があるダンさん、最後は「ダーティーハリー」や「タクシードライバー」を彷彿とさせるアメリカン・ニューシネマな如き、それよりも前の学生運動が盛んな時代に取り残された若くもない川谷拓三の魅力溢れる存在感。
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