「思い出の映画?(※感想ではなく私的なメモです。)」さらば愛しき大地 きくもさんの映画レビュー(感想・評価)
思い出の映画?(※感想ではなく私的なメモです。)
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小学校低学年の頃、母と一緒に映画館へ行った。映画が始まると、母はその内容を子供の教育に良くないと判断したのだろう、間もなく映画館を出ることになった。
その時の映画について記憶しているのは、
①田んぼが広がる日本の田舎
②夏の様な日差し又は雰囲気
③蛆が湧く描写
④木製の小屋で男性が女性を襲う場面
成人してからこの記憶が蘇って、内容が内容だけに母には聞けず、ずっとその映画を探している。もちろん、タイトルは知らない。
「さらば愛しき大地」を最後まで見たのは、もしかしたら、これがその作品かもしれないと思ったからだ。
この作品は、上述の①②③に合致していた。ただ、③については気になる点もある。それは、記憶では映画の序盤しか見ずに映画館を出たので、早い段階で蛆が沸く場面があるはずだが、この映画では終盤にあったことだ。
④については、ぼろい貸家で男女が乳繰り合ったり、争ったりするのを記憶違いしたと考えれば、合致してると言えなくもない。…かも。
何せ小学生低学年の記憶なので信用できない部分も大いにあるだろう。
とすれば、③についての差異も「幼少の頃に見たのはこの映画の予告編だった」と考えると納得できる。…気もする。予告編という存在を知らず、それを映画本編だと記憶した可能性は充分にありえる。…かもしれない。
そして、映画が始まってすぐに退場した(と記憶している)のは、「子供の教育に~」ではなく、予告編を見ている段階で母に何かしらの用事ができただけなのかもしれない。
確定はできないが(もはや、どの映画でも確定はできないだろうが)、今まで見てきた映画の中で最も可能性がある作品だった。そして、その可能性はかなり高いだろうと感じている。
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