「世界最強のクロスオーバー映画‼️」座頭市と用心棒　活動写真愛好家さんの映画レビュー（感想・評価）

三船さんの用心棒と、勝新の座頭市が対決、ヒロインは若尾文子、監督は岡本喜八‼️それだけで映画史に残る‼️座頭市を中心に、市の馴染みの里に隠されている金塊を狙うヤクザ、公儀隠密たちが入り乱れて醜い争いを繰り広げていく‼️そのヤクザの用心棒が三船さんなわけですが、残念ながら黒澤明監督「用心棒」「椿三十郎」の三十郎とはまったくの別キャラ‼️「もっとももうすぐ四十郎だが・・・」の名セリフ聞きたかった‼️伊福部昭さんの音楽に乗せて登場する三船さんのモンスター級の迫力が凄まじい‼️さすが世界のミフネ‼️肝心の対決は、市の鋭敏な居合い斬りと三船さんの豪快な刀捌きのぶつかり合いが迫力満点なのですが、予想通りというか、無難に引き分け‼️これは仕方ない‼️この二人が競演してるだけで奇跡なんですから‼️昨今、洋邦問わず、たくさんのクロスオーバー映画がありますが、間違いなく世界最高のクロスオーバー映画ですね‼️出来れば、この二人に市川雷蔵さんの眠狂四郎も加わって欲しかった‼️