「【座頭市の腰を低くし刀を腰の後ろに構える不動の居合スタイルと、用心棒の大剣で面を狙い、小剣で突きを狙う王道スタイルがぶつかる剣劇。若尾文子さんの美しさが華を添える作品。】」座頭市と用心棒 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【座頭市の腰を低くし刀を腰の後ろに構える不動の居合スタイルと、用心棒の大剣で面を狙い、小剣で突きを狙う王道スタイルがぶつかる剣劇。若尾文子さんの美しさが華を添える作品。】
ー 勝新太郎と三船敏郎と言う当時の二大スターが夢の対決を果たした剣劇。-
◆感想
・座頭市シリーズは、一作位見ていたかと思ったが、鑑賞記録を観ると一切ない。けれど座頭市の腰を低くし刀を腰の後ろに構える不動のスタイルは、知っている。何故かなあ。
マア、年代的に生まれていないのだから、後年どこかで刷り込まれたのであろう。
・それにしても、勝新太郎と三船敏郎の剣を操るスピードには恐れ入る。VFXが無い時代だから、修練の賜物なのかな、と思う。
・物語もナカナカ凝っていて、ストーリー展開は読めるのだが(二人とも、大スターだから相打ちかなあ、と思っていたらそのとうりだった。)それでも面白いのである。
・この作品に華を添えているのは、矢張り梅乃を演じた若尾文子さんの、気の強い姿である。私が見た若尾文子さんの役柄は、皆気が強い女性である。
そして、大スターが死去しても若尾さんは現代でも存命である。
<今作が面白かったので、(と言うか、資料を見ると今作は座頭市シリーズ一のヒットだそうである。
だが、どーも座頭市シリーズの中にはもっと面白い作品がある気がする。
時間がある時に探してみようと、たった今、決断した。(大袈裟。)
それにしても、昭和の映画って令和の時代に観ると結構リアルに残虐なシーンが多い気がする。実際の事件も残虐なモノが有ったみたいだし・・。>
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