劇場公開日 1970年1月15日

「相乗効果か?相殺か?」座頭市と用心棒 まーやんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0相乗効果か?相殺か?

2021年12月3日
スマートフォンから投稿

市と用心棒。結論から言うと、対決して欲しくなかったと言うのが本音。
究極の遣い手同士の対決は一瞬で終わってしまうが、やはり市は危機に陥ってはいけないし、用心棒に負けの可能性があってはいけない。市がやられるとしたら、(時代は後ですが)テレビシリーズの隠密=井川比佐志だけで良いのではないか、と勝手に思ってます。用心棒が実は公儀隠密というのもちょっといらなかったかな。
勝新と三船のカッコ良さは共に際立っているだけに、一つにまとめたり、両立させるのが困難と感じます。
勝新としてはシンプルに、あの用心棒と市を対決させたい、との活動屋の心意気が出たのでしょう。

まーやん