座頭市血煙り街道のレビュー・感想・評価
全7件を表示
秋から冬への季節感が市の哀愁を引き立てる
すすき野のオープニングから クライマックスの雪の決闘 坪内ミキ子さんの色気 高田美和さんの可愛いらしさ 朝丘雪路さんと中尾ミエさんが 花を添え 美しい映画ですねっ
おじちゃん
2024年7月6日 映画 #座頭市血煙り街道 (1967年)鑑賞 病死した女性に代わってその幼い息子を夫へ届けることに。だが夫は悪代官に監禁されていて 剣豪スター #近衛十四郎 との斬り合いが見物 #坪内ミキ子 さんキレイです #ルトガー・ハウアー 主演 #ブラインド・フューリー は本作のリメイク
次から次へと出てくる豪華な面々。ラスボスの存在感も良い。決闘の結末...
次から次へと出てくる豪華な面々。ラスボスの存在感も良い。決闘の結末もまた良し。飽きそうで飽きない座頭市シリーズ、面白いです。 BS12
雪の中の決闘シーンに痺れた
シリーズ物として、大まかなストーリー展開はお決まりなのだが、殺陣の迫力がハンパない。 「動と静」の間が絶妙で、どのシーンにおいても緊張感が途切れない。 また、途中で段差を踏み外して転ぶなど盲目のハンデを、殺陣の中で大切に描いているところも、座頭市シリーズならではの見どころ。 雪の中の決闘シーンがとにかく痺れた。 闘わなくてはいけなくなった理由。 座頭市の覚悟。 ついには、自分自身の存在そのもので相手に対峙する座頭市を、そこでの立ち姿と表情で完璧に表現しきる勝新太郎の凄みに鳥肌がたった。 座頭市の人間性にも心惹かれた本作。 BS12で鑑賞。次回も楽しみ。
これぞ殺陣!殺陣を見よ!殺陣だ!
ううむ。本作は殺陣が凄い。これぞ殺陣。必見。 何と言っても、見せ場はラストの近衛十四郎との対決。 殺陣と思えないほどの真剣勝負。 いやマジで、段取りを1つ間違えれば大事故もありえますよこれは。 両者とも腰が入っており、かつ、とても近い距離で、かつ、動きもある。 カメラワークも素晴らしい。 迫力のある殺陣でした。 しかもそれだけではなく、その戦いのラストが最高。 刀は武士の魂。 子連れ狼なんかでは、若山富三郎なんかがよく刀を投げて相手を倒しますが、実はこれは武士道では邪道。 市は、武士ではないのですが、刀を投げることはありませんでした。 圧倒的な強さであるが故に、刀を投げるまでもなく相手を倒していたからだとも言えます。 しかし、本作のラストで、遂に市は刀(武士の魂)を投げます。 そして「武士道とは死ぬことと見つけたり」という言葉を体現します。 それを見た近衛十四郎演じる赤塚多十郎(敵役)は、その市の態度を見て一言。 「わしの負けだ。市。」 と言い残して去っていきます。 2人の武士が目と目で分かり合う。とは言え、座頭市は目が見えない。でも分かり合うんだよ。心と心で分かり合うとはこのことか。この演出を入れてきて、かつ、画にしてしまう凄さ。 その芝居を完璧に演じきる勝新太郎と近衛十四郎。 うーん。 さすが三隅監督。 わかってるねぇ。。。泣 待ってました!の三隅研次版の座頭市でした。
全7件を表示