座頭市関所破りのレビュー・感想・評価
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非情であってもらいたい。強すぎる。
もう、既にニヒルさが無い。
障害者に対する思いやる気持ちは理解出来るが、話しの流れから、もう少し非情であってもらいたい。強すぎる。親殺しはタブーだよね。特に日本では。それをやっちまうのが「カラマーゾフの兄弟」娯楽作品ゆえに、そこまで哲学的である必要はないだろうが。
間のある殺陣は最高に良いけどね。勿体ない。やはり、彼は黒澤明監督の継承を甘んじて受けるべきだと思った。
ギャンブル好きの市
2021年12月30日 映画 #座頭市関所破り (1964年)鑑賞 座頭市シリーズ9作目 #高田美和 さんって清純派女優として一時代を築いた方なんだろうな 今でいうと誰だろう?#有村架純?#桜庭ななみ ?#広瀬すず? それから #軽井沢夫人 かー!
『座頭市あばれ凧』では凧が出てこなかったけど、今作では冒頭から子どもたちが上げた凧の登場。
『座頭市あばれ凧』では凧が出てこなかったけど、今作では冒頭から子どもたちが上げた凧の登場。芸人や商売人が集まり、その中でも中田ダイマル・ラケットが漫才そのままで笑わせてくれる。
新助は代官甚兵衛と土地のヤクザ島村の命令で、江戸へ直訴したお咲(高田)の父を殺したのだ。お咲と芸子一人と相部屋になった市。兄妹の目的を聞いてしまった市は、お咲の父が死んだことを伝える勇気がなかった。
居酒屋で出会ったじいさんに父の思い出と重ねてしまい、狙われてるお咲を逃がそうとするものの、その老人儀十に裏切られてしまう。人を信じて裏切られる座頭市も喜怒哀楽が感じられ、人間味があふれていた。
座頭市平凡斬り
シリーズ9作目。1964年の作品。 道中一人の男から手紙を頼まれた市は、目的地の宿場町へ。年末でそこは民だけではなく旅芸人らで賑わっていたが、悪代官と貸元が結託して法外な金を巻き上げようとしていた…! この年は実に4本も公開。 如何に人気シリーズだった事が分かるが、ちと作り過ぎたか。 良く言えば安定定番、悪く言えば平凡。寧ろ、後者の方が勝っている。特に前作が出色だった分、それが見て分かる。 ストーリー、キャラ、殺陣、盛り上がりも全てが。 座頭市シリーズは時に『水戸黄門』のような勧善懲悪平凡定番が多々あるが、何故か今回は殊更それを感じた。 せっかく市の実父と思われる老人とのエピソード、せっかくライバルの用心棒に平幹二朗を配し、せっかくクライマックスに見せ場となる関所殴り込みを設けながらも…。 平凡な分、気楽に見れる。つまらなくはない。 が、物足りなくもあった。
シリーズ9作目らしい(笑) 勧善懲悪、安定の面白さ。勝新の殺陣がと...
シリーズ9作目らしい(笑) 勧善懲悪、安定の面白さ。勝新の殺陣がとにかくカッコいいんです。お茶目な感じがあるのもいいんです。後は定番の賭場。毎回いかさまを見破ります。 これがダイマル・ラケットか、ちょいウザい(笑)平幹二朗がカッコいいが敵ではない。少年の1人がかなりの美形、他作でも見たような… このシリーズどれ見てもそれなりに楽しめそうです。
正月映画です
むむむ。。。これまでの座頭市シリーズにしては珍しく、やや単調な映画だった。見せ場がない。人間ドラマも殺陣も弱い。まぁシリーズの人気が出てくるとこうなるよなぁ。まぁ良い。勝新が見れれば。 唯一ある見せ場はラストの殺陣。それにしても、雪のちらつくと夜の村と「御用」の提灯っていうのは、何故こんなにも相性が良いのか。ザ時代劇!って感じです。 残念なのは、有名人たくさん出して、各出演者の見せ場を無理やり作りました的な、感じになっているところ。退屈なムダなシーンが随分と多い。アウトレイジ3作目みたいな? 随分と俗な内容だなぁ、と思っていましたがこれ正月映画だったのね。だったら仕方ないか。 勝新と一緒に年越したい人にはおすすめです笑。
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