「エースのジョーも清順には敵わなかったのか…」殺しの烙印 はるさんの映画レビュー(感想・評価)
エースのジョーも清順には敵わなかったのか…
宍戸錠が死んで、矢作俊彦が追悼文をA新聞に掲載した。だから観たんだけれど…鈴木清順が監督だとは思わなかった。相変わらずのわけのわからない映画になってしまっていたし、宍戸錠の苦笑が目に浮かんだ。
女に惚れてはいけないんじゃないのかエースのジョー。しかしこの情けなさがやけにしっくりくりしていたので鈴木清順はやっぱり凄いのか?はたまた、宍戸錠が間抜けなのか?いずれにしても、宍戸錠の役者としての行末をピタリと当ててしまった様な気がした。
痛みはやがて笑いになるのだ。
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