「オキシジェン・デストロイヤーのせいで誕生してしまった怪獣を消す作戦 ~ ジュニアの巻 ~」ゴジラVSデストロイア どん・Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
オキシジェン・デストロイヤーのせいで誕生してしまった怪獣を消す作戦 ~ ジュニアの巻 ~
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回想シーンは、眼帯の芹沢大助博士や恵美子(河内桃子)の父親である山根恭平(志村喬)が登場する『ゴジラ』 (1954年公開)の映像を使っている。
40年前のように酸素破壊剤「オキシジェン・デストロイヤー」を使えばゴジラを倒せるかもしれない、という話になるが そうならない。
『ゴジラVSメカゴジラ』の時に卵から孵ったゴジラザウルスが かなり大きく成長していて、愛称がジュニアに変更されている。もしかしたら、成長ではなく、ベビーもリトルも 別のゴジラの可能性ということも有り得る。
シリーズのレギュラーである三枝未希(小高恵美)と、麻生孝昭(中尾彬)の出番は大幅に減少している。Gフォースの活躍は、もうほとんどない。日本に駐在しているはずのアメリカ軍が一切登場しないのも不思議。
アメリカから来た超能力者である小沢芽留に扮する大沢さやかさんは、今までとは別の新キャラを演じていて、髙嶋政宏さんも同様に作品毎に配役が異なっていて ややこしい。
ゴジラ映画は その都度設定や配役が異なるため、繋がりを真剣に考えてはいけないようだ。
マスコミの山根ゆかりに扮する石野陽子(現:いしのようこ)さんが魅力的で印象に残る。
自衛隊の実在の戦車等も多く登場しているらしい。
走馬灯のような名場面をエンドロールで観ることができるのは嬉しい。
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