ゴジラVSデストロイアのレビュー・感想・評価
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優秀の美
ゴジラ好きの息子と久しぶりに観た。
映画館に観に行った自分の歳と息子の年齢が近い事が
感慨深い。
正直CG版のスケールの大きいハリウッド大作版も散々
観てきたから、自分には正当な評価がしにくい。
ただスーツゴジラの集大成であり、
後に結局続くのだけど、有終の美を飾るぞ!と言う気概は
演出や映像からも感じ取る事が出来た。
オープニングのバーニングゴジラの闊歩シーンは
とても格好よかった。
初代ゴジラとの繋がりでオキシジェンデストロイヤーから
怪獣デストロイアは大人になった今観ると、
かなり熱い!よくやった!と思える。
スーツでのアクションとCGのアクションを比較して
しまう自分がいるので、アクションシーンに目新しさは
ないけどゴジラへ愛と情熱は多分に感じ取れました。
ベビーゴジラから伏線が張られ、バーニングゴジラの死
で終わりと始まりを見せる流れはゴジラファンは
涙なしに見られない事は容易に想像出来る。
さらばゴジラ、名作VSシリーズの最終章
平成ゴジラシリーズ7作目(通算22作目)
名作VSシリーズの集大成にして、
初代ゴジラの続編とも言えるべき作品
VSシリーズの今までの登場人物を掘り起こしつつも
初代を葬ったオキシジェンデストロイヤーから
生まれた怪獣を相手にしたプロットと申し分ない出来
バーニングゴジラのビジュアルはもちろん、VSメカゴジラから見守ってきたジュニアの戦闘も楽しめる
(ジュニアのムビモン再販してほしい)
最後のメルトダウンは劇場で見たときに、これでゴジラも観れなくなるのか…と二つの悲しみに見舞われた思い出
あと高嶋お兄ちゃんがおちゃらけてないと思ったらゴジラ(84)の役で出てたのね、あー知らんかった笑
ストーリー:☆☆☆☆☆
怪獣・特撮:☆☆☆☆☆
俳優の演技:☆☆☆★★
音楽 :☆☆☆☆★
VSシリーズの最期に相応しい作品
◯ゴジラの死+α
ゴジラの核爆発またはメルトダウンにより、
世界が滅亡する危機的状況。
ゴジラの死が日本(世界)の死に直結しており、
映画全体に重苦しい緊張感が漂う。
最後にゴジラがメルトダウンするシーンでは
神々しい演出と共になんとも言えない悲しさが
残る。そして伝説のラストシーン。
◯初代ゴジラからのつながり
初代以来初めてオキシジェンデストロイヤーを
テーマに扱った作品。
悪夢の発明に再度手を伸ばしてしまう人類。
◯バーニングゴジラ
核エネルギーが暴走した姿。
燃える体と上がる蒸気が秀逸。
熱戦の際にはエフェクト盛り盛り。
見た目だけではなく、デストロイアにもそれほど
苦戦しない強さ。
デストロイヤーの最強技を食らっても即時再生。
◯デストロイア
オキシジェンデストロイヤーの化身。
微生物が集まり、巨大に進化。
最後の敵に相応しい設定。
◯ゴジラジュニア
もうゴジラと呼べるほど強くなったジュニア。
一度はデストロイア集合体に勝利する。
ゴジラと再開するもデストロイア完全体に
殺される。
◯過去作キャスト大集合
初代ゴジラの山根恵美子をはじめ、
過去作のオリキャスが数多く出演。
△デストロイアが弱い
バーニングゴジラが強すぎるのか、
負けそうになると逃げ出すなど。
設定の割に小物感あり。
△とことんゴジラに向き合う
今回は初代も絡めてゴジラという存在に向き合う
作品になっているため、エンタメ性は無く、
初心者にはとっつきづらい。
ジュニアってなんやねん?ミニラじゃないの? 赤いゴジラは迫力あった...
ジュニアってなんやねん?ミニラじゃないの?
赤いゴジラは迫力あったが、デストロイアは今一つ。いつのまにやられた?
ゴジラがメルトダウンでさようなら…が、結局まだまだ続くのね(笑)
1番の見せ場はデストロイアが石野陽子を襲うところ。口から変な突起が…(笑笑)
BS12
破壊と再生と奇跡 ゴジラは体内でメルトダウンをおこして死にます 日本経済もバブルがメルトダウンして死にそうになっていたのです
平成ゴジラシリーズ最終作
これは面白い!
1995年12月公開
この年は阪神大震災で年が明け、春には地下鉄サリン事件が起こり、バブル崩壊が一層進み今のお台場の臨海副都心で開催されるはずだった博覧会が中止されるなど騒然とした年でした
現実の方がこうなんだから、年の瀬の締めくくりにまで怪獣映画はなんだかもうお腹一杯という感じにまでなったそんな年だったのです
前作のvsスペースゴジラの出来が良くなく、そこへ競合のガメラシリーズが1995年3月11日!に復活してきました
しかもその平成ガメラの内容は大変に優れていて、怪獣映画ファンのオタクだけにとどまらす、国内の様々な映画賞を数多く受賞、映画業界人や映画ファンのうるさ方が読む映画専門誌「キネマ旬報」の年間ランキングでも6位にはいる快挙を成し遂げるほどのものであったのです
これには東宝も危機感を感じるざるを得ません
よって本作の製作陣は最強の布陣で有終の美を飾ろうというものになりました
監督、大河原孝夫
特技監督、川北紘一
音楽監督、伊福部昭
脚本、大森一樹
ゴジラ演者、薩摩剣八郎
お話はゴジラが死ぬという最終作らしいもの
何故死ぬのかというと、ゴジラが体内エネルギーとしている原子力が暴走するという設定です
これはシン・ゴジラに流用されたモチーフになります
そこにデストロイアという敵怪獣が出現するという展開
デストロイアは超古代の微生物
それが臨海開発の青海トンネル工事と、1954年のゴジラでのオキシジェンデストロイヤーの残滓が絡んで復活したものだから、急速に微小体から、人間大になり、さらには巨大化と進化していくのです
エイリアン、エイリアン2のパクリ、もとい影響が強いです
エイリアン2は1986年の映画
あのエイリアンの群れをどの様にして撮影したのか?
真似と言われようが同じことをしてみないことにはどのような特撮技術が必要なのかすらわからないのです
日本の特撮が10年は立ち遅れている部分を、習得していく為の大切なトライの機会なのです
知識として技術を知っているだけでなく、実際にやってみて初めてわかることもあるのです
こういうことの積み重ねがあってこそ、日本の特撮は今日まで活躍できたのです
そのトライの姿勢には敬意を払うべきです
デストロイアの人間大程度の幼体群れとのアクションシーンはまんまです
大森海岸の品川水族館、天王洲アイルの東対岸の品川火力発電所と、品川が舞台になります
これは1954年のゴジラがこの辺りから上陸したからです
シン・ゴジラの第2形態通称蒲田くんも品川火力発電所西側の天王洲アイルを挟んだ北品川駅付近で第3形態に変化しています
そして1954年版のゴジラのオキシジェンデストロイヤーが作動した海も、品川のこの埋め立て地がまだ海であった頃のところだったのです
本作の物語は1954年版につながっています
なので1954年のゴジラのシーンが幾つか挿入され、さらに第1作のヒロイン山根恵美子も登場します
当時22歳の設定でしたから63歳での再登場です
演じるのは第1作と同じく河内桃子!
彼女は南海サルベージの尾形の恋人でしたが、結局結婚しなかったようで姓が変わっておらず、故人となった山根博士の屋敷に今も住んでいるという設定です
大戸島の孤児新吉をひきとって育てあげたことになっており、新吉の子供が山根ゆかりと健吉です
1984年のゴジラの世界線とはつながりがありません
ゴジラvsキングギドラで歴史が改編されて、そうなってしまったのかも知れません
しかしvsビオランテの世界線とは直接つながっているようですが、vsメカゴジラ、vsスペースゴジラの世界線ともつながっていません
よってvsメカゴジラ、vsスペースゴジラで活躍したGフォースが本作では登場しません
代わりに陸上自衛隊が対処しています
対ゴジラ用スーパーメカもvsビオランテで登場した陸上自衛隊のスーパーX2の後継機と思われるSX IIIが登場します
陸上自衛隊の戦車と同じオリーブドラブ色に塗装され、陸上自衛隊と白文字で書かれていて兵器ぽいです
形状も名称も1984年のゴジラに登場したスーパーX に似ていますが、本作は1984年のゴジラには世界線がつながっていませんから他人の空似ということになります
三枝未希もGフォースではなくサイキックセンター主任という肩書きで登場しています
インターネットが登場します
日本語版のWindows 95が発売されたのは1995年の11月23日のことでした
本作公開のわずか2週間ほど前のことです
超ホットな話題だったのです
劇中、ネットで世界中の学者に助けてもらうというところはシン・ゴジラにもスパコンのリソースを提供してもらう形で反映されていきます
携帯も登場します
1994年にレンタルのみが売り切り制になって普及しはじめた頃でした
臨海副都心が最終決戦の場所です
東京ビッグサイトが登場します
1995年10月の竣工、開館したのは翌年4月
今ではすっかりコミケの場所として定着していますが、歴史を辿ると1975年が初開催で色んな場所での開催を経て、本作の公開の翌年1996年の夏からここで開催されるようになったのです
本作公開の翌年1996年3月から世界都市博覧会というものが、お台場周辺で開催予定でした
当初の脚本ではこの博覧会の会場で決戦する筈だったようです
ところが本作公開の同年1995年4月の都知事選に当選したタレント出身の青島幸夫新都知事が、バブル崩壊の中で開催してもどうなのかとこの博覧会を開催の9ヵ月前、298日前に中止することを決定します
数百億の損金がでたそうです
これにより臨海副都心の未来も変わり私達の知るお台場になったのです
本作もまた博覧会の会場を破壊することはなくなってしまったのです
メルトダウンは、この当時は有り得ないことだとされていました
チャイナシンドロームは1979年の同名の映画で有名になった言葉でした
具体的にどうなるのかよくわかっていないイメージだけの話でした
それが本作から16年後、福島で本当に起きてしまいました
恐ろしいことに私達はパニック映画や怪獣映画以上の時代に生きているのです
香港で真っ赤になったゴジラが暴れまわるシーンは、2021年の「コングvsゴジラ」でオマージュされましたね
最後に東京のまん中でゴジラはメルトダウンして、大量の放射能を撒き散らしはじめるのです
本作ではその放射能がゴジラジュニアの再生で消え去ってしまうという奇跡が起こり日本は救われます
破壊と再生と奇跡
ゴジラは体内でメルトダウンをおこして死にます
日本経済もバブルがメルトダウンして死にそうになっていたのです
現実には本作のような奇跡は起こりはしません
現実のメルトダウンは、未だに広大な帰還困難地が残されたままです
シン・ゴジラでもゴジラを凍結させただけでした
そして日本経済もまた失われた30年になってしまいました
福島原発の廃炉は困難な状況が続いているようです
汚染水の海洋放出は来春から予定されているそうです
令和のゴジラシリーズがあるなら、恐らくこれを飲みにゴジラは現れるのではないでしょうか?
ゴジラの死
平成VSシリーズの完結編。
1954年公開のシリーズ第1作目の「ゴジラ」へのオマージュ色が色濃い。
また、臨海副都心にて、プレミアムビルでのデストロイア幼体群との戦闘でSUMP(サンプ、警視庁特殊部隊)が装備している銃火器等は「エイリアン2」のM56スマートガンやモーション・トラッカー(M314動体探知機)と酷似していたり、戦闘シーンや山根ゆかり(石野陽子)が襲われるシーンの全体的な演出そのものも、相当「エイリアン2」からのオマージュかつ影響が強く感じられる。
「わたしの役目は終わった」
未希(小高恵美)の涙ながらのこのセリフと表情には感動させられる。
平成ゴジラの最終作にして特撮の斜陽を感じさせる作品
デストロイアの造形はかっこいい。しかし群体バージョンは足がほとんど動かず置物を動かしてる感が強く、またサイズ感のせいか建物がすごく「模型」に見えてしまう。合体した最終形態は飛ぶと「吊ってる」のがよく分かるし地上戦でも足が動かずもっさりした動きで(おそらく着ぐるみが大きすぎて動けないのだろう)着ぐるみ感がすごい。特撮の性質上仕方ないのだろうが、だったらCGでよくない?と思ってしまう。同じ時代にジュラシック・パークやマトリックスなどCGバリバリの映画がもてはやされた中でこのシリーズが興行がふるわなかったのも宜なるかな。
ストーリーのほうも正直子供だましな印象を受けてしまう。酸素を破壊する物質というだけだったオキシジェントデストロイヤーからなんであんな超常生物になっちゃうのか?大きくなったり合体したり分裂したり自由自在、死んだかと思ったら即復活…、ラストも死んだのかよくわからん。子ども向けなんだから細かい辻褄なんてどうでもいいといえばそうなんだけど、大人が見るに耐えられるものを作ったシン・ゴジラやギャレゴジはヒットしたのを見ると、本家本元が自分で自分の首しめてシリーズを終わらせたというふうに感じてしまう。
最終作だからということだろうか、初代ゴジラとのつながり、反核の精神や行き過ぎた科学技術への警鐘も盛り込んだけれど、不完全燃焼というかとってつけた感じに終わった印象。これについてもシン・ゴジラのほうが初代ゴジラの正統な後継て感じだなあ。
あ、バーニングゴジラはなかなかかっこよかった。最後骨になってくところは流石にグッとくるものがあった。ジュニアは…お涙頂戴が欲しかったのかな…?、蛇足にしか思えなかった。
全体に平成ゴジラの最終作にして、シリーズが終わった理由をまざまざと示しているような作品だった。
辰巳と林の演技が…
突如、香港に赤い龍として現れるイントロ、ゴジラ・メルトダウンというアイデアもよい。しかし、小型デストロイアがいまいち冴えないのと、この文のタイトルに出したふたりのヘタクソな演技がなにより邪魔。
反核の思いが伝わってくる。
冒頭、香港に現われた真っ赤に燃えるゴジラがカッコいい。そして『ゴジラ』(1954)へのオマージュ、ミクロオキシゲンが登場する。芹沢博士の映像もあるし、『ゴジラ』のヒロイン役山根美恵子(河内桃子)本人も出演している。
辰巳琢郎がそのオキシゲン・デストロイアを研究するにつれ、恐怖の幼生デストロイアの存在に気付く。小さい時のデストロイアは人間よりちょっと大きいだけで、昔のウルトラセブンに出てくるような怪獣にそっくりだ。これがまた集合体になったり数段階に変態を遂げるところもいい。石野陽子とデストロイアの戦いはエロチックでもあった。
スーパーX3・・・核兵器じゃなくて冷凍兵器。カドミウム弾を発射できる。核実験によって生まれたゴジラが核融合にて死ぬ。そしてメルトダウンを止めるべくGフォースの冷凍装置でゴジラを氷漬けに・・・過去作の映像が流れると、泣けてくるほど。
1954年版ゴジラとの繋がりが嬉しいが…。
怪獣王『ゴジラ』シリーズの第22作目にして、「平成ゴジラ」シリーズの第7作。
体内がメルトダウン寸前の状態に陥っているゴジラの前に、かつてゴジラを討ち倒した兵器「オキシジェン・デストロイヤー」の影響により生まれた怪獣、デストロイアが立ち塞がる。
平成ゴジラシリーズの完結作。子供の頃に見て以来、久しぶりに鑑賞しました。
昔はデストロイア怖い…😨と思ってましたが、今見ると着ぐるみっぽくてちょっと可愛い😁
前半のサスペンス的な展開は面白いんですが、後半は普通の怪獣映画になるのが残念。
メルトダウン寸前のゴジラを東京に連れてきてデストロイアと戦わせるというトンデモ作戦は、冷静に考えるとかなりおかしい気も…😅
サイキッカーの女性を使っての感動的な展開には辟易。そんなん要らんねん。
本作は自衛隊の戦力がすごい!
そして辰巳琢郎扮する伊集院教授のスーパーヒーロー感もすごい!
初代ゴジラにゆかりの人物が出てきたり、映画の映像を使っていたりするのにはワクワクするのに、あまり上手く処理できてなくて惜しいなー🙄と思ってしまった。
「平成ゴジラ」シリーズは全作観たわけでもないし、観たことがある作品も子供の頃に鑑賞したきりなので殆ど覚えていない。
いつか見直そー、と。
シリーズを総括する荘厳なラスト!
ゴジラ・シリーズ第22作(VSシリーズ第6作)。
DVDで鑑賞。
大人になった今改めて観ると、VSシリーズの完結編として製作されながら、1作目との繋がりが深く、ゴジラ・シリーズ全体の総括もしようと試みられた意欲作だな、と…
人類の犯した罪(戦争や核)への鋭い批判は1作目から正当に継承されている印象で、過ちが生み出した2匹の怪獣によって蹂躙されていく文明は、痛烈な皮肉として映りました。
ラスト、ゴジラがメルトダウンを起こして放射性物質を撒き散らしながら溶けていく姿は、荘厳で美しいものでした。
死を迎えようとしている瞬間さえ、人類から冷凍兵器ではあるものの攻撃を加えられる。その運命はやはり切ない。
凄絶な死に様でした。それを見守るしかない人類は、自分たちを脅かし続けて来た存在の死に何を思ったのか…?
[余談1]
初めて観たのは4歳の時。「ゴジラVSスペースゴジラ」同様、「ゴールデン洋画劇場」での放送を両親がVHSに録画してくれていたので、擦り切れるまで何度も観ました。
当時は衝撃的でした。ついこの間出会ったばかりのゴジラが早くも死んでしまったのですから。そもそも、「ゴジラって不死身じゃないの?」と云うのが最初の感想でした。
本作と関連の深い1作目はまだ未見でしたので、「観たい観たい!」と親にせがみ続け、ようやく小学2年生の時にDVDを買ってもらえました。いい想い出です。
[余談2]
メルトダウンや原子炉と云う言葉は、東日本大震災での原発事故以降、日本人の隅々まで浸透しました。本当は浸透しなくても良かった用語だよな、と…。つまりゴジラは、人類のつくりだした大いなる火の象徴として、我々の上に遠大な問い掛けを投げ掛けているのではないかなと思いました。
[以降の鑑賞記録]
2020/04/17:Amazon Prime Video
2020/12/09:Netflix
※修正(2023/06/01)
ゴジラ死す ~生物が核爆発って!
ゴジラ映画通算22作目、平成ゴジラでは7作目です。
生物が核爆発するって設定発想した人、単純にスゴいなぁっと思う。だって怪獣とはいえ生き物ですよ!?核エネルギーを使って動いてるってだけでスゴいのに、それが爆発するとか。力技の設定は怪獣映画ならではですよね。だいたい生物って爆発しないし・・・って思ってたら、いた!爆発する生物。その名もジバクアリ(バクダンアリとも)。
デストロイアって生物なのに合体するって!見た目はいかにも怪獣っぽいけど怪獣とはいえ生き物ですよね。だいたい生き物って合体しないし・・・って思ってたら、いた!合体する生物。あのチョウチンアンコウ(オス)。
いやー、世の中にはまだまだ知らない事が沢山あるんですね。
と言うわけで映画の感想ですが、何より赤く燃えるゴジラがカッコいい!映画の冒頭から出てきてくれるのも良い感じでしたね。リトルゴジラがもう全然変わっててゴジラそのものの見た目に!正直デストロイアは微妙でした。強そうだったけど、最後はなんだか呆気なかったですし。SXⅢは以前の造形を引き継いでなくって個人的にはイマイチでした。
それでもゴジラの最後も含めてここまで観てきた中ではトンデモ設定を含めてなかなか面白かったです。平成VSシリーズの締めとして良かったのではないでしょうか?
☆☆☆☆ さよなら日劇ラストショウ より またしてもゴジラが出現。...
☆☆☆☆
さよなら日劇ラストショウ より
またしてもゴジラが出現。
今回は香港→台湾→日本 …と、訳有りの北上。
一方辰巳拓郎演じる有名研究者は、研究目的で採取した成分によって、過去の生物を復活させてしまう。
こんな凶暴な生物を復活させておきながら、全く悪びれた様子が無い辰巳拓郎に、思わず「おい!おい!」…と、つい突っ込みを入れたくなる。
そうこうしているうちに、ゴジラ退治にスーパーXIIIを導入。
いよっ!かっこいいぞ、高島のお兄ちゃん^_^
お台場周辺で暴れ出す謎の古代生物御一行様。
車に隠れたいしのようこを転がすのは、ひょっとして♫恋しちゃっんだ!多分気付いてないでしょう〜♫じゃないだろうな( ^ω^ )
いよいよゴジラのメルトダウンに向けてのカウントダウンが開始。
こうなったらあの手しかないぞ!…と無茶な発想。
だが!そうこなくっちゃだわ(╹◡╹)
古代生物御一行様が遂に合体!
出た〜!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆デストロイア様〜!飛んだ〜!
何だか、色々と海外作品の良いとこ採りをした様なフォルム。時々オモチャ感がなきにしもあらずだけど、そんなちっちゃなことは気にしない!ワカチ…ゴホッ(-.-;)
さあ遂にゴジラVSデストロイア。高鳴る伊福部サウンド! 最高だ〜ヽ(*^ω^*)ノ
そしてゴジラ映画の鉄則と言える、核への警鐘をして映画は締めくくられる。
フイルム上映の為、次回予告の『モスラ』製作決定!の特報付き。
もう1度叫ぶよ〜!
最高だ〜٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
2018年1月27日 TOHOシネマズ/日劇2
ゴジラ死す
シリーズ22作目。
“ゴジラ死す”というキャッチコピーは衝撃的だった。
衝撃的であると同時に、非常に興味を惹かれた。
怪獣王に相応しいどんな最期が描かれるのか?
また、謎の新怪獣デストロイアや、ストーリーも公開まで秘密、ゴジラジュニアも公開されて初めてその存在を知った等、これまでの平成VSシリーズとは意気込みが違う事は明白だ。
バース島の消滅で体内が異常をきたし、いつ核爆発を起こすか分からなくなったゴジラ。
言わば、歩く爆発寸前の原発。
今思うと、非常に恐ろしい。と言うか、タブー。
体を赤く発光させた今までにない姿で出現、香港を襲撃する冒頭は印象深い。
(それにしても、この時初めて聞いた“メルトダウン”という言葉を、まさかその後現実で聞くようになるとは…!)
同じ頃、東京湾海底で事故が相次ぐ。
太古の微生物が、かつてゴジラを消滅させたオキシジェン・デストロイヤーによって異常進化。遂に人類の前に姿を現し、体長数ミリ〜人間大〜数十m〜ゴジラをも超える巨体へと急激に成長していく。
デストロイアの存在は人類にとっても脅威。
しかし、ゴジラを消し去る事が出来るのはデストロイアしかいない。
人類はゴジラとデストロイアを闘わせようとするが、ゴジラのタイムリミットも後僅か…。
スタッフに平成VSシリーズ最大のヒットとなった『ゴジラvsモスラ』の布陣が再結集、万全の態勢でゴジラの最期に挑む。
脚本に大森一樹が復帰し、Gフォースの存在によって少々現実離れした設定を再び自衛隊に戻した点は評価に値する。
ゴジラ爆発までのタイムリミット、自衛隊対デストロイア、ゴジラジュニアの存在、そしてゴジラとデストロイアのラストバトル…見せ場を緊張感たっぷりに綴る。
第一作目のヒロイン、河内桃子演じる山根恵美子の登場は、ファンとしては嬉しいサプライズ。
だけど何と言っても最大の見せ場は、ゴジラの最期。
ゴジラの誕生から最期まで携わった伊福部昭の荘厳なレクイエム曲と共にゴジラが最期を迎えるラストは、幻想的で神秘的で感動的で万感の思い。
その伊福部昭と、ゴジラの生みの親である田中友幸プロデューサーにとって、最期のゴジラ映画になった。
ラストのラスト、放射能の霧の中にゴジラの姿が。
ネタバレで言うと、ゴジラジュニアが新ゴジラとして誕生したという事になっているが、僕の解釈は違う。
あのゴジラは幻。
再び、ゴジラが現る日までの…。
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