「平成ゴジラ(と三枝未希)はここから始まった! 本当のゴジラ復活の立役者的存在。軽快な娯楽作でありながら核と科学への警鐘も。スーパーX2オペレーターは鈴木京香!!」ゴジラVSビオランテ ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
平成ゴジラ(と三枝未希)はここから始まった! 本当のゴジラ復活の立役者的存在。軽快な娯楽作でありながら核と科学への警鐘も。スーパーX2オペレーターは鈴木京香!!
「ゴジラシアター」第3弾!昼2回だけの上映は満席売り切れ!さすが人気作。
ゴジラ復活から5年かかった平成ゴジラ作品。
科学(バイオテクノロジー)の濫用をテーマにしていて、私は好きです。
前作ゴジラ【1984年版】が、話がおとなしすぎたのに対して、ある意味割り切って、動きのあるストーリーになっており、自衛隊によって様々なゴジラ対策がとられ、飽きさせない展開です。
新宿西口公園にゴジラ記念碑があったり、G細胞や核を食べる抗核バクテリアの設定、新兵器スーパーX2など盛りだくさんの内容です。
本作でのVS路線が自作VSキングギドラにつながり、平成ゴジラシリーズが始まり、毎年恒例の正月映画になり、現在に繋がっています。
人気キャラクター超能力少女、三枝未希の登場も本作から!
前作に続き、沢口靖子の出演、スーパーX2オペレーター鈴木京香!!女性官房長官・久我美子、エリート自衛官・高嶋政伸、他にも田中好子なども見どころです。
ドラクエのすぎやまこういちによる音楽、タイトル曲とスーパーX2のテーマなど軽快で現代的。
「足りない重厚な部分」は前作では未使用だった、伊福部昭の「ゴジラのテーマ」「怪獣大戦争マーチ」を採用。
「やっぱりあの曲でないと…」というこの使い方も、「シン・ゴジラ」「ゴジラ-1.0」に受け継がれてます。
コメントする