「ゴジラ、南の島へ行く」ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
ゴジラ、南の島へ行く
シリーズ7作目。
本作でゴジラシリーズはまた一つの転換期を迎える。
監督が福田純に、特技監督に円谷英二と共に弟子の有川貞昌が参加、音楽が佐藤勝へとバトンタッチ。
全体的に若返った印象が作品雰囲気からも分かる。
舞台も南の島となり、怪獣映画の醍醐味である都市破壊が無いのは残念だが、新怪獣エビラとの海中戦は南の島ならでは。
ゴジラも海から現れる怪獣で、ゴジラと同等に海中戦を展開したのはエビラくらい。
作品雰囲気がとにかく明るく楽しく、まるで監督の福田純の代表作の一つ、若大将シリーズのよう。
ゴジラも今まで以上に擬人化が進み、若大将の真似をするのはご愛嬌。(前作のシェーに比べればまだまだ許せる)
実は本作は当初、ゴジラではなくキングコングが主役だった。
ファンの間では有名な話。
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