劇場公開日 1964年11月20日

「【”ラドン、ゴジラを説得する幼虫形態のモスラ。そして登場するは、宇宙怪獣キングギドラだあ!”今作は序盤のミステリアスな展開からの四大怪獣の戦いに魅入られる興奮作である。何故にタイトルが三大怪獣なの?】」三大怪獣 地球最大の決戦 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 【”ラドン、ゴジラを説得する幼虫形態のモスラ。そして登場するは、宇宙怪獣キングギドラだあ!”今作は序盤のミステリアスな展開からの四大怪獣の戦いに魅入られる興奮作である。何故にタイトルが三大怪獣なの?】

2025年12月1日
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怖い

興奮

■正月なのに、海水浴が出来る異常な温暖化に襲われる地球。更には黒部渓谷に隕石が落下する中、セルジナ王国王女が来日するも、彼女を殺そうとする暗殺団まで登場し、序盤の展開はミステリアスである。
 そして、王女は頭を強打すると、何故か金星人と言い出し、”キングギドラにより金星は滅ぼされた。”と告げるのである。展開が良く分からない・・。
 さらにそこに、インファント島の小美人(ザ・ピーナッツ)まで、登場するのである。

◆感想

・ミステリアスと言うか、序盤のストーリー展開が良く分からない。
 資料には”黒澤明監督作「赤ひげ」の撮影が遅延したため、急ぎ制作された。”とある。成程なあ、脚本が粗い訳である。

■それにしても、今作が初登場の宇宙怪獣キングギドラを造形した人は、天才だと思う。
 この怪獣が登場した事で、怪獣映画の潮流は変わって行った気がするからである。(NOBU見解。)
 それが、良い事であったか、悪い事であったかは、人により考えが異なるであろうが、それまで、地球内怪獣たちで邁進して来た怪獣映画シリーズに”宇宙怪獣”と言う概念を入れた事と、あの格好良い長い首が三本ある竜頭と、長い尾のキングギドラの造形は素晴らしいと思う。
 当時の多くのチビッ子が引き込まれた事が分かる気がするのである。
 だって、キングギドラ、格好いいじゃん!

<今作は序盤のミステリアスな展開からの四大怪獣の戦いに魅入られる興奮作なのである。何でタイトルが三大怪獣なのであろうか。ヤッパリ幼虫形態のモスラは怪獣じゃないのかな?それとも、地球三大怪獣怪獣VS宇宙怪獣ってことかな?>

NOBU
近大さんのコメント
2025年12月2日

地球の三大怪獣が宇宙怪獣と闘うという構図なので、“三大怪獣”らしいです。

近大
トミーさんのコメント
2025年12月1日

共感ありがとうございます。
多分地球の三大・・だと思います。全身金色、鳴き声が機械音、最強!と思わせますが意外とだらしない。

トミー
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