「ゴジラとアンギラスの“戦い方”は今見ると新鮮」ゴジラの逆襲 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
ゴジラとアンギラスの“戦い方”は今見ると新鮮
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1954年公開『ゴジラ』の記録的大ヒットを受け、その僅か半年後に公開された続編。
大阪を舞台に、暴竜アンギラスと戦う。
怪獣映画史上初の怪獣対怪獣。
今では光線技やプロレス的な戦い方が主流となっているが、相手の喉元を狙う噛み付き合いの戦い方は、本物の獣対獣を思わせ、今見ると逆に新鮮さを感じる。
そのアンギラスは映画の中盤で早々とゴジラに敗れ、ラストはゴジラを氷の中に閉じ込めようとする“ゴジラ対人類”が描かれる。
アンギラスが噛ませ犬のような存在だが、これ以降、怪獣対決が主流となり、ゴジラも何処で道を間違えたのか正義のヒーローになってしまうので、ゴジラと人類が真剣に対するのは暫くお預け。
そういった意味では貴重。
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