「怪獣映画では人物像も大事‼️科学は正義のために存在するのかを再び考える」ゴジラ(1954) Rocky.さんの映画レビュー(感想・評価)
怪獣映画では人物像も大事‼️科学は正義のために存在するのかを再び考える
芹沢の人物像は科学は正義のために存在すると主張し、そういう人物像は人類側に不可欠な一部だと考える。何故かと言うと、ゴジラはそもそも水爆実験の様な原因から生まれたからだ。政治の原因より人類の欲望によって不正義の科学の方はその原因に近いと思う。芹沢は人類の将来を考えるが、人類の弱さが信じられなくて、最後に人類のために犠牲になる。それは不正義の科学者と比べて、もっと正義の方へ感じると思う。
最後はいい結末か悪い結末かわからない。前者で言えば、人類のための平和が迎えた。後者で言えば、その「ゴジラを作った人」は自分の間違いとは思わずに不正義の科学者の方へ続くだろう。
本作は「シンゴジラ」の様な政府の視点でもなく、「ゴジラ-1」のような民主主義の視点でもなく、本当に災害などの前の社会の全体像だと考えて、国家の視点だけではない、科学者と人間の強さも一つ魅力的な所だと思う。「ゴジラ-1」の様なご都合主義ではない、本当に映画の小さな嘘と大きな嘘を観客に実感させた。しかも、70前の映画でも亮度と空間のカメラの方法が勉強できるし、特撮の歴史にもかなり重要な役割である。このきっかけで名作を素晴らしさを感じるのは非常に勉強になった。
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Rocky.さんのコメント
2025年1月11日
コメントありがとうございました🙏
確かにそうです。「怪獣大戦争」にも、X星人のSFジャンルに進めるか、三大怪獣のままに進めるか、怪獣と人間の関係に進めるか、そういう方向の悩みは企画と脚本の課題だったね。