極道の妻たち 決着のレビュー・感想・評価

なんと言っても、信金OLで部長の愛人にして極道の愛人である細川ふみえがミスキャストも良いところ。何なら、他の脱ぎ要員だった女優さんのが余程美人だったので役代わって欲しいくらい。それくらい細川ふみえに魅力がない。
お話はそんなに難しくなく、早い段階でコイツが黒幕だろ！と解ってしまいそうなショボい脚本だけど、主要キャストが竹内力、中条きよし、大杉漣、名古屋章、愛川欽也、ちょい役に中尾彬…と超豪華なので無問題！
ところで、かたせ梨乃さんは立ち位置といい、ラストの出で立ちといい、場違い感結構あって絵にならないのでいなくても良かったかも…？

第一作は監督が五社英雄で、岩下志麻が啖呵を切るシーンに度肝を抜かれた。
その後は東映の監督が担当したが、残念ながら五社英雄を超えることは出来なかった。
この10作目が最終作だが、せっかくのキャラを生かしきれなかった東映を象徴する出来だった。

いまいちだった。

これでファイナルとは、極妻の名が廃るわ・・・