GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊のレビュー・感想・評価
全103件中、81~100件目を表示
ゴーストをハックする人形使いを探せ
・オープニングで義体の生成過程が示される
・アジアのノミの市の美術が素晴らしく、作品の世界観の大部分を担っていた
・BGMだけが流れ、雨の降る街並みの描写や戦闘準備の様子が長尺で流れる
・9課VS6課(外務省?)、外部かと思いきや敵は内部にいる
・プロジェクト2501、人形使い計画
・容赦ない草薙素子の人体破壊描写にしびれる
・最後はデータの人形使いとひとつになった少女素子がバトーの元を離れるカットで幕
・ひとつの事件がひとつの時間軸で動くので分かりやすい内容だった
・電脳世界で会話したり情報捜査するのが当時としては新しかったのかな
・緑色のデジタルエフェクトがカッコいい、電脳空間にいくことを「タイブする」
・透明になる光学迷彩、指先が複数に分かれてキーボードをたたく、同じ顔のオペレーターなどのSF表現もくすぐられる
95年に観てたら
日記を読んでいるような
テンポが悪く、意味不明な場面も多い
採点=40/100
機械の体を持った主人公の女性警察官が悪を倒していく話。
内容は最悪。テンポが悪く、意味不明な場面も多い。途中で眠くなる。しかも物語自体がひどく、到底 楽しめるものでは ない。
映像が美しいのは認めるが、これは映像をぼーっと眺める映画では なく、ストーリー映画である。映像だけが きれいでも満足できない。
金をドブに捨てたい人以外は見るな。
ツァラトゥストラ
あまりに退屈で寝てしまった
映画『マトリックス』にも影響を与えたアニメ映画の良作
高1の時の生物の教師が 初っ端から「生物とは何か?」という質問をし...
高1の時の生物の教師が 初っ端から「生物とは何か?」という質問をして 答えた生徒は片っ端から潰されるのだが 結局 その教師は答えは言わないままだった。その頃 まだこの話しは生まれてなかった この話しをその頃読んでたら もっと この質問に深く興味といい答が出たと思う まだあの教師はこの質問をしてるのだろうか?
大学に言って 医学部教授に同じ質問をしたら きっぱり「DNAだ」と言い切っていた 私は その答えの明確さに 全く釈然としなかったが生物学は既に実験観察から情報学にシフトしていた。その頃 この原作が生まれている。「情報も記録も幻に過ぎない」では この私 生物は存在しているのか 存在していると思っているだけなのか…タイトル 攻殻機動隊 から アクションものかと思いきや…
20年前の作品とは思えないのか 世界が近づいて来たのか
個
ハリウッドリメイクを見た後、興味が湧き鑑賞。
…思ってたよりはわかりやすい。
そして、22年前っていう年月を感じさせない。
2017年の今でさえ、十分面白くて、最後まで観ていられる。
なんというか、個体としての定義をハリウッド版は過去に求め、オリジナル版は進化とか…未来、ではないな、今に求めたような印象。
比較と対比に依存せず、今、確立しここから進化しかしない自我を受け入れろ、と。
結末が180度違ってた。
まあ…小難しい話には間違いない。
作中にある先先端の技術、光学迷彩や、擬態化、公安何某かとかの設定が撒き餌の如く思えた。デコレーションは変わっても、物語の本質はそうそう変わるものではないのだなあと、改めて感じた。
それは偏に、人が人を描くという創作が飽和しているのかもしれないし、結局は帰結するのかもしれない。
これもまた、小難しい話である。
納得力がある作画
人、機械、建物、映像全体から存在感が物凄く伝わってきます。
リアルな表現とはまた別の、「こういう社会が本当にある!」と納得させられてしまう視覚表現でした。
原作も観ましたが、別々の話を、外務省の政治的な都合を軸にして1本の話にまとめてたのは見事です。
押井監督っぽい哲学的な話がメインとなっていましたね。
作画、内容、メッセージ性と、全てがほぼ完璧な作品です。
20151026 オリジナル版の方がいい!
リメイク版の2.0を先に観たけど、オリジナル版も観たくなり今回観てみました。正直、多少の古さは感じるものの、変にCGが入らないで構成された1995年版の方が個人的には好き。90年代半ばにこんなにクオリティの高いSFアニメ映画があったなんて驚きです。脚本・演出どちらも好みの作品です。
初めて見たときは衝撃だった
10年前に一度見ていたけど、つい最近また視聴。
すごい、10年経ってるのに全然古くなってないし、
むしろ時代がついてきている…!?
マトリックスがはやった時代に攻殻機動隊が多大な影響を与えた、と話題になっていましたね。
攻殻シリーズはその後映画、今もテレビシリーズでずっと続いているようだけど、
私にとっては申し訳ないですが後は惰性でもうこれが全てです!!
バトーさんのイノセントとかも見ましたが、あー…見なきゃよかったー…ってなってしまいました。
内容についてはあまり触れませんが、
ストーリーの中盤で素子とバトーが真っ暗な海上
の船で聞いた言葉が好きですね。
なんかこの作品を表してるような気がします。
あと昔の香港のようなゴチャゴチャした町並みのシーンは強烈。
音楽と映像がずっと頭から離れない。
あのシーンの意味って正直ないけど、ずっと記憶に残っています。
音楽がすごく好きなので調べたら、今の大河「花燃ゆ」の音楽作ってる方でした。
花燃ゆのOPすごくいいですよね。
繰り返し繰り返しみても飽きない作品です。
今観ても新しく思えるアニメーション!
朧と不安
漫画は昔から持っていて、よく読んでいたんですけど、映画で観たのは今回が初めてでした。これが一時代を作り、その後の作品に影響を与え続けているというのは、すごく納得できる出来でしたね。
なにせ醸し出す不安感が半端ないです。音楽もそうだし、頭上に覆いかぶさるようなジェット機の影もそうですけど、情報社会の自由さに相対するような圧迫感が常に映画の中にあります。この雰囲気は、確かに魅了されますね。
記憶という朧でしか自分を自分たらしむことのできない私たちの不安がテーマです。最後の素子に希望を見るのか、はたまた無限の閉塞感を見るのか、その辺は今後、自分の感じたものを探っていきたいと思います。自分の中にダイブだっ!
かっこいい!
結局人形遣いはデータ的な存在でしかないのに、草薙と融合など本当にできるのだろうか。融合したからと言って思い通りに子孫を残したりできるのかすごく疑問だった。もしかしたら説明があったかもしれないのだが、難しすぎて理解できなかったのかもしれない。最期、バトーの元から出て行ってしまう。ネットの世界は広大だというなら別にバトーの家で接続しててもいいんじゃないかな。車も好きなの選んでいいと言われてうらやましい。
これまで何度か見て、その度に理解できたようなできないような、でもかっこいいからいいや!などと思っていたのだが、場面として出てこない対象を会話でやりとりしているのは、頭に入って来なくて、しかも面倒な内容なのですごく眠くなる。今回も途中2回眠気で中断した。
未来のガジェットや戦闘場面などはたまらない。またそのうち見返すだろう。時々ものすごく見たくなるんだよな。
(追記)2021.12.01
そもそも士郎正宗の漫画が苦手で公開当時スルーしてしまったのをレンタルビデオで初めて見たときに大後悔した。Tジョイ長岡で初めての劇場鑑賞。素晴らしかった。
何回見ても話しを忘れてしまい新鮮な気持ちで見れる。草薙がやたらと裸になる。手袋していてもボディは裸だったり、どんな意味があるのだ?見せたいのか。
続けて『イノセンス』を見たい。というか続けて見ないと意味が分からなくなる。『ロボコップ』と『ブレードランナー』にも共通するテーマ性があり、合わせて見ると心にすごく沁みる。
全103件中、81~100件目を表示