恍惚の人のレビュー・感想・評価
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森繁久弥の演技に脱帽
最初に観た時が11才の時でした。土浦の映画館でしたね。小5の時でした。原作の有吉佐和子さんのもその時に読みました。当時は社会現象にもなりました。今と違い老人ホームに老人を入れるのは悪とされていた時代で自宅で介護が普通だったんですよね。デイサービスを老人クラブと呼んでいた時代です。
さてと今私は老人ホームで清掃の仕事をしています。こらから先団塊の人たちが高齢化していきこの老人の問題は社会全体のことになるかと思いますね。いずれ自分も老人ですし、なかなか考えさせられました。
この映画で特質すべきは森繁久弥の演技ですね。受けてたつは高峰秀子です。森繁久弥と対等に組みことができるのは高峰秀子ぐらいでしょうね。観て損はないと言うか観ておくといい映画だと思いました。
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痛い。辛い。今、我が母がこうなりつつあります。痴呆老人の問題は昔も...
なんか最後までみてしまった
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以前見た「ペコロスの母に会いにいく」が
まったくあわなかったので、
同じテーマのこの映画も無理かも、と思いながら視聴しましたが
こちらはとてもおもしろかった
ただ、あんなに認知症になっているおじいさんを
家族が何度事件が起ころうと、性懲りもなく目を離したり、一人で家に放置していくなど…
イラつくシーンもたくさんありました…
最近よく認知症の老人が運転で人を殺めてしまったり
電車をとめ、遺族が賠償金を請求されたり…という事件をよくききますが
真相はわからないけど、家族がほんの一瞬目を離したすきの出来事だとしたら気の毒だと思いました
でも、やっぱ子供と一緒で目を離しちゃだめだよなーと映画みてて
しみじみ思った
いろいろ考えさせられる映画
この作品では嫁が介護の第一要因として描かれているのも時代だなーと思いました
炙り出し。
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