劇場公開日 1973年1月15日

恍惚の人のレビュー・感想・評価

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4.0森繁久弥の演技に脱帽

2025年12月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

驚く

最初に観た時が11才の時でした。土浦の映画館でしたね。小5の時でした。原作の有吉佐和子さんのもその時に読みました。当時は社会現象にもなりました。今と違い老人ホームに老人を入れるのは悪とされていた時代で自宅で介護が普通だったんですよね。デイサービスを老人クラブと呼んでいた時代です。
さてと今私は老人ホームで清掃の仕事をしています。こらから先団塊の人たちが高齢化していきこの老人の問題は社会全体のことになるかと思いますね。いずれ自分も老人ですし、なかなか考えさせられました。
この映画で特質すべきは森繁久弥の演技ですね。受けてたつは高峰秀子です。森繁久弥と対等に組みことができるのは高峰秀子ぐらいでしょうね。観て損はないと言うか観ておくといい映画だと思いました。

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芭蕉翁

3.5痛い。辛い。今、我が母がこうなりつつあります。痴呆老人の問題は昔も...

2017年2月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

痛い。辛い。今、我が母がこうなりつつあります。痴呆老人の問題は昔も今も変わらぬのかも。いや、昔は制度が整っていなかった分、余計にきつかったかも。
名優、高峰秀子がどんどんかわいそうになってきます。
森繁は歳いってからしか知りませんでしたが、この時代も感じは同じですね(笑)

今、母がそうだが、やがては自分も…そう思うと怖い。辛い。子どもには迷惑かけたくない。いろんな思いが交錯しました。
現代を生きる我々こそが見なければならぬ映画なのかもしれません。

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はむひろみ

2.0なんか最後までみてしまった

2016年5月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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とば

3.0炙り出し。

2015年2月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

難しい

1973年の作品。
もう40年が経過している。超高齢社会に突入した現在の日本において、改めて観直す価値のある作品だと思う。

この40年で、認知症に対する考え方やそのサポート体制は大分良い方向に進んできていると思うが、道半ば。
本人、家族が孤立しないように、かつ、本人の尊厳が保たれるように、如何に関わっていくのか。
暴力、徘徊、弄便(排泄物を手にしたりなすりつけたりする行為)…。一時的、或いは、半恒久的に避けられない、行動の障害と、社会がどう折り合いをつけるのか(受け入れるのか)。

40年前の登場人物たちの態度や言葉には、それぞれの本音、真実が顔を覗かせていて、とても面白く拝見しました。

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Nori