恋と花火と観覧車のレビュー・感想・評価
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シンプルなラブストーリー
冒頭の風吹ジュンが素敵だった。
あの人が奥さんなら、死ぬまで忘れられない気持ちはわかる。
それぞれ個性の強いキャラクターが、みんなハッピーでよかったのではないかと思う。
観覧車キス♡
娘はなぜか明るいおばさんが好みで、何かと後押ししようとしている。グループ交際っぽくなって積極的になる史華。観覧車でのキスって、なんだか懐かしい・・・あぁ。
最後に二人がキスをすると、周りの客が次々と・・・これを日本でやったらサマにならないだろうなぁ。花火は綺麗だけど、それだけの映画。エンドロールではみんな結婚してたし、なんだか結婚相談所のPR映画のような気もする・・・ううむ。紅茶のエピソードが良かっただけに残念な作品。
王道すぎて笑える
美人すぎるOLとしがない中年サラリーマンの恋模様を描いた作品。
主人公の森原を長塚京三、OLの史華を松嶋菜々子がそれぞれ演じる。
森原は妻と死別し、次の一歩を踏み出せずにいる状況。時折妻との回想が入って、物憂げな表情をするあたり、彼はまだ妻の影を追っているようだ。そんな一途な森原に光明を見いだすのが史華である。紅茶を好み、優しい性格をしている彼女は、親子ほど歳が離れている森原に次第に恋をする。2人の前には様々な障害が立ちはだかるが、彼らはそれを乗り越え、結ばれることができるのか!?物語の大筋はこんな感じである。
可もなく不可もなく、といったところだろうか。テーマは分かりやすい"出会いと別れ"。キャラクターがしっかり描かれているので、難なく森原と史華に感情移入できる。
突然停電になったり、四角関係になったりなど、ラブストーリーの王道を地でいく展開が笑いを誘う。個人的にはもうちょっと頭を捻り、脚本を煮詰めてほしかったが、こういうお約束のシチュエーションを楽しみながら観るのも良いだろう。上記した以外にもまだまだある。
どう見ても史華が結婚相談所に登録するタイプではないなど、口を挟みたくなる点はあるが、とやかく言うつもりは無い。
単純なラブストーリーを観たい方、家政婦とは違った一面を見せる松嶋菜々子を見たい方にオススメしたい。
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