劇場公開日 1983年3月12日

「傑作と思う(さようなら丸の内TOEI)」幻魔大戦 ふわりさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5傑作と思う(さようなら丸の内TOEI)

2025年5月4日
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鑑賞方法:映画館

小か中学生時分に友達と見に行き、本日2度目の鑑賞。低評価が多いですが、私は好きな作品です。

丸の内TOEIが2025年7月27日に閉館となるのをニュースで知り、レビュアーさんから教えてもらった特集作品群に本作があったので行ってきました。
42年!の時を経て、劇場で再び見られるとは感無量。角川アニメ第1弾。(この後、第2弾少年ケニヤ*渡辺典子)

宇宙を消滅させる幻魔による地球滅亡の危機に、サイキック戦士たち(超能力を持った人間)が集って戦う話。ハルマゲドン…世界最終戦争を描く。(…だよね?最終な感じがあまりしないんだけど)
「ハルマゲドン」という言葉をこの作品で知り、後にブルース・ウィリスの「アルマゲドン」で「ハ」じゃないんだ…などと思った覚えがw

絵柄やBGM、サントラにキース・エマーソン&ローズマリー・バトラーという、今思うと大人っぽいアニメ。(人物の顔はあまり好みではない)ローズマリー・バトラーは草刈正雄の「汚れた英雄」でも起用、この時代の印象が強い。

原作漫画・小説は未読。きっと原作とだいぶ違うのだと思いますが、面白かったです。
サイキック戦士達が上空に向かう様等ところどころカッコよいと思うし、今回ものめり込んで見てしまった。
改めて見ると、幻魔一族が宇宙を消滅させてきた割にはやや ちゃちい感じがしないでもないが、この作品の世界観は好きです。

声優には原田知世さんも参加。
更に、子どもだった林泰文さんが声優を務めていたとは。芸歴長くてすごい!

ふわり