「南海の怪獣デスマッチ!」決戦!南海の大怪獣 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
南海の怪獣デスマッチ!
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DVDで鑑賞。
正式タイトルは「ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣」。3体の新怪獣が一挙に登場し、南海の孤島を舞台にした壮絶なデスマッチが繰り広げられる。
カメーバが「~東京SOS」に登場した際、マシなネーミングの仕方は無かったのかとディスられたが全くその通り。怪獣の名前がブーム衰退を表しているようで物悲しい。
予告編がこれまでと違い大層な惹句は無く、一線を画す意図が明白。登場人物がハッチャけてて、ザ・娯楽って感じだし、堅苦しいテーマも一切無く、何も考えずに楽しめた。
怪獣とは言え地球の生物だから、人間の知恵と工夫で倒せるのもミソ。ベースの生物の習性を巧みに利用して、ユニークな作戦を立てて怪獣たちに対抗していくのが面白かった。
怪獣たちの戦闘シーンでは、円谷英二の後を継ぎ二代目特技監督となった有川貞昌の特撮演出が冴え渡っていた。
クライマックス、ガニメとカメーバの激闘は、怪獣映画の原点に返ったような生物同士の生々しい闘争が大迫力だった。
[以降の鑑賞記録]
2024/08/13:Amazon Prime Video(東宝名画座)
※修正(2024/08/13)
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