月光仮面(1958)のレビュー・感想・評価
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【月光仮面のテーマソングは聞いた記憶がある、微かに・・。で、月光仮面の必殺技は何ですか?】
ー 昭和を代表する元祖テレビヒーロー『月光仮面』の劇場版第1弾と言う事だが、そもそもTVで『月光仮面』を見た事が無いので、観てみた。
物凄く怒られそうだが、白い服の人がバイクではなく、原チャリみたいなのに乗っていた。あんまり、格好良くないなあ・・。
どくろ仮面と言う人たちが出て来て、中山博士と言う人が開発した爆弾を盗もうとするのだが・・。
ウーム。60年前以上のヒーローだからなあ・・。
重ねて書くが、起こっちゃ嫌よ。-
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テレビ版よりスケール感がある日本ヒーローものの元祖
日本ヒーローものの元祖「月光仮面」。当時は小学生で、まだ自宅にテレビがありませんでした。嬉しい事にテレビ版の大人気により、東映が2年間に6本「月光仮面」を映画化、映画館で夢中になって観たものです。テレビ版よりスケール感があるのは、制作費の違いもありますが、豊田四郎、黒澤明監督らの巨匠に師事し、東映警視庁シリーズの基礎を作った「終電車の死美人」や「点と線」を撮った小林恒夫監督の職人技で、「月光仮面」は日本映画名作全史・戦後編(猪俣勝人・著)にも選出されています。小林監督は、のちにTV映画「スパイキャッチャーJ3」「柔道一直線」や円谷プロの「怪奇大作戦」「マイティジャック」なども監督され、今は少なくなった職人監督さんだと思います。脚本は原作者の川内康範が自ら執筆、キャストは大村文武、峰博子、小宮光江、柳谷寛、若水ヤエ子など懐かしの顔ぶれです。プロレタリア演劇運動の佐々木孝丸と原泉(バテレンお由役)が、奇怪な衣装を纏っての名演も面白い。どくろ仮面篇は「月光仮面」「月光仮面 絶海の死斗」の前後編2部作となっており、好きな映画の1本、お薦めです。
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