「忘却の彼方に追いやられた名作を観る🥺..」黒い雨 麻婆春雨と担々麺 大盛さんの映画レビュー(感想・評価)
忘却の彼方に追いやられた名作を観る🥺..
横浜の小さな映画館シネマ・ジャック&ベティで今村昌平監督・田中好子さん主演の『黒い雨』が上映しています。封切りが8月2日だったようで危うく見逃すところでした。 1日、1回 午前の上映 現地の到着時間を考慮すると5時起きですかね。🥱🥱😭 ちょっとした労働😆 配給元の東映が運営する施設に映画館 丸の内TOEIがありました。閉館の直前に再上映を果たします。 ようやく!?ついに!? 『東京裁判』のように宣伝しなかったので知らない人も多いのでは(自分も含む) 映画『この世界の片隅に』を鑑賞するつもりでいたがこちらを優先するとしよう。 最近、読んだMOVIE WALKERの記事で 敵のいない、災害としての戦争。『黒い雨』と『この世界の片隅に』にみる日本独自の戦争観 劇場支配人を務めた方が執筆しただけあって鋭い視点で興味深い🙂 全く関係ないが 「私たちには、世界の片面しか見えていないと思うんだよね。」 映画「やがて海ヘと届く」浜辺美波さんが演じた卯木すみれの台詞です。 記事を読んだ後 ふと思い出す。 映画を鑑賞しました。終了後 暫く茫然としていた。それとも余韻だけが続いただけなのか🤔🧐 暑い中Queen's Square YOKOHAMAまで黙々と歩いていた。戦後に生まれて米英の映画や音楽に慣れ親しんできた者には複雑な思いが交錯する。
ジョン・ロールズJohn Bordley Rawls(1921-2002)
米国を代表する政治哲学者です。 Reflections on Hiroshima: 50 Years after Hiroshima 原爆投下はなぜ不正なのか?: ヒロシマから50年 彼はこの中で すさまじい道徳的悪行として米国を批判した。 戦地から帰路の途中 被爆3ヶ月後の広島を目の当たりにする。 読書家の友人が彼の著作を好んで読んでいましたね。「重なり合う合意 overlapping consensus」 何だか難しそう? 戦争の定義や核の抑止について 彼を含む学者達の主張は米国並び米国民に向けられたものだからそこだけは肝に銘じなければならない。 丸山眞男と哲学が好きな別の知人が熱く語っていたのを思い出します。好事家は面倒くさい😤 米国はキリスト教国家の一つですが カトリック教会the Catholic churchの司教区がある長崎に対して原爆を投下した。この事について米国の聖職者達はどのように考えているのか聞いてみたいですね。