「まさに基地外全開ムービー そして過去の自分に色々と謝罪したくなったです…」狂い咲きサンダーロード 野球十兵衛さんの映画レビュー(感想・評価)
まさに基地外全開ムービー そして過去の自分に色々と謝罪したくなったです…
この映画、とても楽しめたはずなのに、記憶がかなり飛んでしまっているです。
初見は確かレンタルビデオ(VHS)だったと思うです。
昔、一応は(?)真面目なバイク乗りだったので、暴走族が大ッ嫌いだったのですね。
なので、この映画も序盤は全く楽しめなかったです。楽しみたくなかったです。
奴らを賛美するのがイヤだったので。奴らを肯定したくなかったので。
過去にスピード違反を重ねて保護観察処分受けた私が言うこっちゃないのですが(笑)
ごめんなさい。
でも、なんだか超カオスな世界観には一気に引きずり込まれてしまったです。
そして基地外狂犬・仁の無軌道かつ熾烈な生きざまにもグイグイと引き込まれていくです。
そんな仁の繰り広げる基地外展開の凄まじいこと凄まじいこと。
しまいには、あまりにもな無軌道基地外な言動への制裁として、片手片腕を切り落とされるという、えげつない展開に!Σ(oдΟ;)!!
決して体躯に恵まれているとは言えない山田辰夫さんだからこそ、痩せ細った狂犬っぽさが似つかわしかったです。
狂ったままにぶつかる最終戦!これがまた基地外全開なのよね。バズーカやらダイナマイトやらでドンパチですよ!
ここの描写の迫力が微妙にチープなのが余計にリアリティあったの。
えーっとラストどうなったの?訊ねた君は♪本当にバカだ♪だからあれだ、僕は♪
ジャナイ!頭をよくしてあげようじゃないよ!ラストWikipedia先生オナシャス!
>最終決戦を終え、ブレーキをかけることも、下りることも出来無い身体になっている仁は
迷う事なくバイクを走らせサンダーロードを旅立っていく。
そうそうそうそう、きっとそんなふうだったよ、多分。
それがオープニングのシーンにつながるのかな?
ただ、初見時にどーにもゲイ描写が受けつけなかったのは事実。
今でこそ性癖こじらせて、女装趣味に走ってる私が言うこっちゃないのですが(笑)
ごめんなさい。←二回目