アパートの鍵貸しますのレビュー・感想・評価
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「いいおとこ」とは。
出世街道を描いて自分のアパートを上司と愛人との密会場所として提供するお調子者バクスター。その利用者には想いを寄せる女性も含まれていた。
白黒の作品を嗜みたくてまず手に取ったのはタイトルに惹かれたこの作品でした。このチョイスは我ながら正解!
社内不倫に上司への媚売り…と決して軽やかな内容では無いはず。けれど鑑賞後の清々しさは天下一品でした。
「いいひと」と「いいおとこ」の狭間に揺れる男性。
夢中だったはずの選んだおとこに後悔する女性。
「しっぽり」行きたがる家庭も地位も財力もある上司たち。
年中無休な隣人に興味深々である同じアパートの人間。
やりとりのリズミカルさと出てくる小物の使い方に目を離せない一作でした。
良い作品であり名作
●なんとなくエッチな想像してたけど。
絵に描いたようにオチの分かる映画。でもそれがなんか清々しい。モノク...
かっこいい男とは
エレベーターガールとても可愛い!
モノクロ映画です。オープニングに漂うディズニー感! って逆か、ディズニーがこういう雰囲気にしてるのか。レトロでコミカルで...うまく言えないけど、ム~~ン♪ リヴァ~~♪♪ って感じ。笑
初めて聞いた「シチュエーションコメディ」というジャンル。
知らない単語は即座にウィキる。そして引用。
シチュエーション・コメディ(situation comedy)はコメディのジャンルのひとつ。登場人物の置かれる状況によって観客や視聴者を笑わせるコメディ。
シットコム (sitcom) の語源でもあるが、通常、「シットコム」と使う場合は、「シチュエーションコメディ」の中の特定の傾向を持つ作品を指すことが多い。
「特定の傾向」の一つは、登場人物と舞台がほとんど変わらないというものらしい。同じ人たちが、同じ場所で繰り広げるドタバタ。「デスパレートな妻たち」「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」などもこのシットコムに分類されるそう。確かに独特なシチュエーションよね、ウィステリア通りも刑務所も。さらに「GLEE」「gossip girl」「Veronica Mars」なんかの学園モノも、同じ傾向がありそう。私はヴェロニカ・マーズ以外、途中で飽きてやめちゃった。登場人物が変わらないとストーリーを盛り上げるために無理やり波風立てようとして、マッチポンプ感がすごい。
話が逸れた。でもそんなに書くべきこともない!
想いを寄せるエレベーターガールの醜態を隠蔽するため、周囲に糾弾されようとも嘘を突き通すバクスターの姿はかっこよかった。あんなにチャラチャラしてたのに! っていうギャップ萌え?
予想外の展開はなかったし、部長がクソすぎてげんなりしちゃったけど、スカッとするラスト。呑気でハッピーな映画でした。
名優あってこその普遍的ラブコメディ
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